元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
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公務員として働いていると、ストレスを感じることがたくさんあります。
「なんでこんな理不尽なことを言われなきゃいけないんだ」
「モチベーションが下がるなあ」
こんな思いをしている公務員が多いのも事実。実際僕が公務員として働いていたときにも、多くのストレスがありました。
公務員でない人から見ると、「安泰な公務員なのに何弱音吐いてるの?」と思うかもしれませんが、見えないところでいろいろとストレスを受けているのが公務員。
そこでこの記事では、そんな公務員がストレスを感じる事例を紹介します。
公務員の人にとっては、「あ~わかるわかる!」
公務員を目指している人にとっては「思ってたより公務員も大変なんだな」
と感じることができますよ。
目次(もくじ)
公務員がストレスを感じることその1「人間関係」
狭い職場によるストレス
公務員と一口に言っても、さまざまな部署や業種があり、とても広く大きいイメージがありますよね。
しかし実際は、部、課、室、係などに区分けされ、数人単位からの小さな人数で区分けされているのです。県庁ですら、中には10人程度の少人数の課もあるのです。
確かに、コンパクトな組織では報告や連絡がスムーズに行えます。しかし、そのコンパクトさゆえ人間関係は閉鎖されたものになる場合があります。
同じ職場に嫌な人がいる場合、毎日顔を合わせることになりますよね。誰かに相談しようとしても、狭い人間関係では相談内容がすぐに広まる危険性があり、一人で問題を抱えてしまいがちになることも。
人間関係の悩みは本当に深いものです。公務員は人間関係の悩みが多い!こじれてうつ病になる人も多数。では、うつ病にまでなってしまう公務員の悩みについて紹介しています。
多すぎる異動によるストレス
公務員は汚職や不正を防ぐ目的で、基本的に2~3年で部署の異動があります。しかしこれは、やっと慣れてきた人間関係が解散することでもあります。
短期間での異動は再びイチから人間関係を構築しなければならないというストレスを生み、この繰り返しにより精神的負担が非常に大きいものとなります。
そして、職場だけでなく窓口業務における住民との関係もストレスの原因となる場合が多くあります。
民間企業のような接客スキルまでは求められないものの、住民が訪れる理由は多岐に渡るため、臨機応変に対応することは必要となります。
「国民の血税で生活している」というイメージから横柄な態度をとる住民もいますから、そんな経験を積み重ねるとストレスも溜まっていきます。
こうした住民はクレーマーに発展することもしばしば。元公務員が理不尽なクレーム対応教えます。では、クレームへの対処法について紹介しています。
公務員がストレスを感じることその2「やりがいが感じられない」
年功序列システムのデメリット
公務員という職業の魅力といえば、やっぱり安定した収入が約束されることですよね。それゆえ、結婚したい職業や、親が子供に就いて欲しい職業の上位に公務員はランクインします。
しかし、安定している反面、実際に働いている人の意見に「個人として評価されない。」というものがあります。
公務員の世界は年功序列であり、たとえ良い仕事をしたからと言ってさほど給与は変わりません。別の言い方をすれば、仕事をサボっているような人も同じように給与が上がっていくのです。
年功序列システムは、やる気のある職員から気力を奪うシステムです。「なんでこんなに頑張っているのに、あいつと同じ給料なんだ」と、徐々に仕事のやる気が低下し、前向きな気持でいることが難しくなっていきます。
実績に応じた給料がもらえないことは、仕事に対するモチベーションの低下につながります。もしも頑張ることをやめてしまった場合、定年まで支障のない範囲で仕事を片付ける日々を送ることになってしまうことも。
モチベーションが下がってしまうのは誰しもあることです。そんなとき前向きでいられるとっておきの対処法を紹介します。
理想とのギャップによるストレス
必死に勉強して公務員試験の合格を勝ち取り、やっとの思いで入れた職場。しかし公務員の仕事内容の多くは、書類作成や調整など単調で面白味のないものが多いものです。
よく仕事内容を調べずに「大きな仕事ができる」「格好良さそう」などのイメージだけで公務員になった場合、こうした仕事にやりがいを感じることは難しいのです。そして、周りの大手企業やベンチャー企業に就職していった知人と比較してストレスを感じてしまいます。
自業自得とも言える内容ですが、「思っていた仕事と違った」という意見はよく耳にします。しかし、前向きな気持ちで仕事に取り組むことで、見える景色は変わるものです。面白くもつまらなくもするのも自分次第ですよ。
もしどうしてもつまらないと思ってしまうのなら、転職を考えてみてもいいと思います。公務員の仕事はつまらない!そう思うなら転職しちゃえば?では、このことについて詳しく説明しています。
公務員がストレスを感じることその3「給与への不満」
公務員のイメージとして根強い安定した給与はとても魅力ですよね。僕もこの安定にはとても魅力を感じていたため、公務員になった経緯があります。
公務員は、年々一定割合で昇給し、年2回のボーナスが約束され、ある程度年齢を重ねれば昇進もできます。しかし、若手職員にとっては物足りない給料だと感じることも多いでしょう。
しかしテレビや雑誌などで伝えられる公務員の年収・ボーナス支給額はあくまで平均値であって、全員がその額を貰っているわけではありません。
公的機関に勤める職員の多くは40代であり、たくさん給料がもらえるはず!と期待していると、思ったより若手時代の給料が低くて驚くはずです。
>30代の地方公務員の年収を試算しました。自治体によって100万円以上の年収差があることには驚きです
時間外勤務と時間外手当
また、公務員は通常8時30分に出勤して17時15分に退勤するとされていますが、それが実行されている職場は少ないものです。
多くの部署では、時間外勤務が当たり前だったり、土日や早朝、深夜まで仕事を行う部署もあります。
公務員の給与や手当は、それぞれの所属の予算内で支払われます。よって財政状況が厳しい自治体では、人件費を抑えるために時間外手当を極限まで削減してしまうことがあります。
そして、比較的財政が裕福な他の自治体との収入格差が広がり、大きなストレスが生じるのです。
>一方で、残業代を適正支給する動きも出てきています。僕はこれは働き方改革の一環としての取り組みだと見ています。
まとめ
以上が公務員がストレスを感じる事例でした。公務員の仕事は意外にストレスがたまるものです。
しかし、それをストレスと感じない強い意思を持っていたり、こんなもんだと納得して仕事に取り組める人は、公務員として生きていくことができるはずです。
しかしそうでない場合、息苦しくなったり物足りなくなってしまうかもしれません。
こうしたストレス耐性は公務員だけでなく、どの会社に行ってもある程度必要になってきます。
自分にかかるストレスをうまくコントロールして、メンタルが崩れないように生き残りましょう!
この記事ではストレスなことを紹介しましたが、逆にやりがいがあって満足できることもあります。公務員がやりがいを感じるのはこんなとき!で詳しく紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
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