元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
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あなたは公務員の残業代ってどいくら支給されると思いますか?
はいはい!100%出るに決まってます!
僕の時代にはそんなこと全然なかったよ。2割出ればいいほう・・・
でもそんな時代も少しずつ変わってきているみたいなんだ!
このように、公務員なんだから100%出るに決まってるでしょと思っているかもしれません。でも少なくとも僕の時代には、そんなことは全然なかったんです。
しかしその時代も少しずつ変わりつつあるようです。
なんと残業代の適正支給・・・つまり100%支給されるような動きが出てきているようです。そのため、今から公務員になる人は恵まれているかもしれません!
そこで今回は、気になる公務員の残業代についてお話ししたいと思います!
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目次(もくじ)
残業代の適正支給の流れが生まれてきた
これは元同僚から聞いた話なんですが、どうもこの2~3年で、僕がいた県庁での残業代の支払い状況が変わってきたようなのです。
僕の県庁時代には、残業代は実際に残業した分の2割が支給されれば「まあこんなもんかな」と思うものでした。
しかし驚くことに、僕の元同僚の話によると今では残業したぶんの100%適正に支給されるというのです!
っていうか、そもそも残業代って払わなきゃいけないもんじゃないのか?
本来はその通りだよ。でも、僕のいた時代に残業代がしっかり支払われることなんてありえなかったんだ。
残業代は出すが厳しいチェックがある
残業代をしっかり支給する代わりに、残業をする時にはその理由をしっかりと上司に報告しなければいけないそうです。そして、厳しいチェックを受けた後やっと残業が認められます。
これ自体はとても良い事だと思います。誰だって残業はしたくないですもんね。僕は必要がなければ職場に残りたいとは思いません。
海外では、上司から部下に対して「すまないが残業してくれないか?もちろん残業代は支払うよ。」というのが普通だよ。なぜなら、勤務時間以外の時間を、拘束することになるんだからね。
仕事が終わらなさそうって自分で判断して勝手に残るもんだと思ってたぜ・・・
本来それはおかしなことだよね。上司は部下の仕事状況を把握していなくちゃいけないし、残業が必要なときだけ残業させるべきなのに。
もしも、ろくに仕事状況も把握していないのに「なんで残業するんだ?早く帰れ!」とだけ言うようなことがあれば「あなたのマネジメントが悪いからですよ」ってなるよね。
そもそも、残業は上司などから命令されて行うものです。もちろん公務員も決まりとしてはそうなっています。
でも 実態としては、自分の判断で、これだけやらないと終わらないから残業をしますと申請することが多いです。
そして先ほど述べたように、上司の了解を得た上で残業をするということになっています。もちろん書類上は上司の命令によって残業したということになっています。
ただこういった実態は、公務員でも民間であっても同じかもしれませんね。
ちなみに、家や子育てなどで一番お金が必要になる30代の年収がいくらか気になりませんか?地方公務員の30代の年収はいくら?元県庁の給与担当が試算!で詳しく紹介していきます。
残業代が適正支給されるのは驚き
厳しいチェックが必要とはいえ、残業代が適正支給されるなんて・・・僕はとても驚きました。いったい、僕が退職してからの2~3年の間に何があったのでしょうか?
当時ブラックとして有名だった僕のいた県庁が、残業代を出すというのです。ただごとではありません(笑)
そこで僕は考えてみました。県庁が思い切り姿勢を変えるほどの出来事とはなにか?
それはきっと国の意向ではないでしょうか。
残業代と仕事のありかたでピンと来るワードはありませんか?僕が思ったのは、国が重要政策と位置づけている働き方改革です。
国が働き方改革を推進している
働き方改革って?
噛み砕いて言うと、
人口の減少によって労働力が低下する。
↓
なんとかしないと日本の将来が危なくなる。
↓
仕事をする人が減っていく以上、仕事の効率を上げて、これまでと同じ量の仕事をこなさないといけない。
↓
さらに言うなら、一人一人の能力をアップさせて、これまで以上の仕事を、これまでより短い時間でこなせるようになってほしい。
↓
そのために各種政策を行う。
といったイメージのものです。
国は補助金を出せなくなる?
そして、県庁が行っている残業代適正支給の裏側には、この国の意向が見え隠れします。
県庁や自治体では、将来的に人口減少による税金収入の減少が予想される
↓
もちろん国の税金による収入も減る
↓
そうすると各自治体に配る補助金の額に余裕はなくなる
↓
補助金出せないからみんな自分たちで頑張ってね
というストーリーが想定されます。
国が音頭を取って推進している働き方改革。各自治体は従わないわけにはいきません。
また、将来的に国からもらえる補助金が減っていくであろうことは各自治体も予想できるので、ようやく職員の育成に取り掛かったのだと思います。
人口減少は地方においてはとくに深刻です。そのわりに、新たな課題が山積みで仕事は減りません。しかし、人口減少と都市部への人口流出で新規採用できる公務員はどんどん減っていきます。
さらに、次の団塊世代の退職が控えています。すると、実務レベルの仕事をまわす人の数が減ります。各自治体は将来の負担になるので、採用数を大きく増やすことはしないでしょう。
こうなると、一人ひとりの仕事効率を高めていくしかありません。そのため、先を見据えて人を育て始めたのではないかと予想されます。
実は、正規の公務員ですらリストラの危険が迫っています。それは、AIの進出が目覚ましいからです。市役所や公務員がAIのせいでリストラ!?生き残る手段はこれだ!では、AIと公務員の生き残りについて説明します。
職員は成長できるチャンス
その育成の1歩として考えられるのが、残業代の適正支給です。ただし、出す時には厳しいチェックをする。これがポイントです。
僕はこのシステムには賛成です。その理由は2つあります。
残業代がちゃんと出る
1つ目は、仕事がどうしようもなく忙しい場合はちゃんと残業代が出される。これがいいところです。
本当に必要な場合以外は帰れと言っている以上、残業しなければいけない状況というのは本当に必要な業務だからです。
もしこれで「お前が勝手に残るだけだ。残業代は出さないからな」というのでは組織としては不誠実となりますよね。(まだ、世間一般にはこういった風習が強く残っていると思いますが・・・。少しづつ改善されることを願います。)
今までだって、忙しい場合は残業してきたのです。それなのに残業代は2割程度しか支給されなかった。
それなら早く帰れと言ってもらった方が全然ありがたいです。
自分が成長するチャンス
2つ目は、自分が成長するためのチャンスになるからです。上からは厳しく帰れ帰れと言われるので、職員は時間内に終わらせるために工夫をし出します。
今まではなんとなく残って仕事をすれば回せていたのに、時間内に終わらせなければいけないため、工夫が必要だからです。ここに個人が成長できる可能性があります。
残業をすればいいやと甘い気持ちでいると、仕事は効率化できないものです。
例えばエクセル、ワードの勉強をしてみてはいかがでしょうか?関数、VBAを覚えれば時間短縮になりますよ。議事録起こしには音声入力を取り入れてみてはいかがでしょうか?手が疲れないですし捗りますよ。
仕事の効率化について調べてみると、いろんな手段が見えてきますよ!
そして、生活を豊かにするためには時間がとても大切です。
時間があれば色々なことができます。お金が大事!という人もいるかもしれませんが、時間があればお金を生み出すこともできます。
これからは、残業代をアテにした生活設計では成り立たなくなっていきます。そういった生活設計をしている人は、早いうちに見直しが迫れれることになるでしょう。
そして余った時間は家族の団欒、趣味の時間、スキルアップの時間にあててみてはいかがでしょうか?
世の中の流れ的に、仕事を遅くまでしろ。でも残業代は出さない。サービス残業をしろ。と大きな声では言いづらくなってきていると感じます。
行政はワークライフバランスの推進をしている立場でもあるので、なおさらです。この流れの中で生きていくためには、自分の力をつけなくてはいけません。
そして僕は、この流れには一人ひとりが成長できるという大きなメリット・チャンスがあると思っています。
→ 公務員に人気の役立つ資格5選!どんな資格が有利になる?では、特にプログラミングの勉強をすることをおすすめしています。
そこで、公務員がプログラミングをするべき理由!も併せてご覧ください。
まとめ
この話は僕が勤めていた県庁の同期から聞いた話から推察した内容です。どの自治体でも同じような残業代の適正支給が行われているとは限りません。
→ 多くの自治体では残業代が支払れないことがほとんど!についてはこちらの記事へどうぞ
ただ、これからは職員一人ひとりの能力の向上が求められることは間違いありません。能力がアップすればそれだけ早く業務が終わらせられることもまた真実でしょう。
そして今後は、公務員が副業できるようになるといった流れも出てくると思っています。
今のうちから、副業ができるようになった時のために、新しく物事を始めたり勉強したりしてみてもいいかもしれませんね。
<<30代の公務員の年収は?元給料担当だった筆者が試算した結果はこちら!>>
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