元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
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そんなおすすめ通信講座について興味がある方はぜひ以下の記事を見てみてください。
「公務員の仕事って楽なんでしょ?」
「公務員の仕事って楽そうだから自分もなりたい」
と、世間ではよくそのように言われます。そして、面と向かってもよく言われます(笑)
この記事では、本当に公務員の仕事って楽なの!?といった疑問に答えていきます。
公務員の仕事が楽だと言われるのはなぜでしょうか?その理由は大きく2つあります。
- 仕事自体が楽(ルーチンワークが多い)
- ノルマがない
これらについて、公務員の仕事が本当に楽なのかをお伝えしていきます!
中には、楽だと思っていた公務員の仕事が厳しすぎて、「こんなつまらないことで激務なんて嫌だ」と辞めたくなる人も。
公務員の仕事はつまらない!そう思うなら転職するほうが良い!では、転職したくなる7つの理由について説明しています。
出先機関は毎日定時帰りも可能
一方で、ルーチンの仕事もあります。特に、庶務系の担当者だとルーチンの仕事が多いですね。
例えば予算の執行(備品を買ったり電気代払ったり)、給与担当、備品管理などです。
本庁であればルーチンでもそれなりに忙しいのですが、出先機関であればそれほどではないことが多いです。
僕が出先機関にいたときはほぼ毎日定時で帰ってましたし、やることないなーと思った時には有給使って休んでました(笑)
なので、公務員の仕事が楽かどうかは、本庁か出先機関かにかなり左右されます。
ただこれは県庁でのお話なので、市役所や役場では県庁よりももっと早く帰れる可能性が高くなります。(※市役所や町役場の知り合いから聞いた話から推測)
公務員にはノルマがない!
公務員にノルマがないのは大きいです。これがないおかげで、ノルマに追われるストレスを感じることはありえません。
そもそも公務員は、毎月の売り上げを意識することは全くないです。売り上げという概念すらありません。なぜなら、公務員は利益をあげるために存在しているわけではないからです。
僕は、公務員にノルマというプレッシャーがないのはとても魅力的だと思います。もちろん年度ごとに部や課の目標は設定しますが、それは民間のノルマほどギリギリと締め付けられるものではありません。
なぜなら、目標を設定しているのが公務員自身だからです。
公務員が考えた水準でしか目標は設定されないので、目標が達成できずに追い詰められてうつ病に…ということはあまりないでしょう。
ただ、ノルマがないからと言ってストレスフリーかといえばそういうわけでもありません。どんな仕事でも締切はありますし、先ほどもお伝えしたような仕事量が多い職場もあります。
そして、こわい方々が怒鳴り込んでくる部署があれば生活保護を扱う過酷な部署もあります。
そして中には、あまりの仕事の多さや多方面からのプレッシャーに悩まされ、うつ病になってしまう人もいます。
このように大変な部署もあるのが公務員ですが、2~3年での異動が多いのも公務員のいいところです。
心底その職場が嫌だったりこのままではまずいと思ったなら、そう判断できるうちに部署を変えてくれと掛け合うといいですよ。悲壮感を漂わせれば、余程のひどい所属長でなければ応じてもらえるはずです。
所属長も同じ公務員です。職員を潰したいわけではありませんからね。上司からのパワハラなど例外はありますが。
→ 公務員がパワハラを受けたときの対処法についてはこちらの記事へどうぞ
本庁舎は難しい仕事がたくさんある
まず結論からお伝えします。
県庁や市役所などの本庁舎では難易度の高い仕事が多くあります。そして本庁にもルーチンワークはありますが、出先機関に比べると量が多いです。
逆に出先機関の場合は仕事の難易度が本庁よりも低いことが多く、多くの部署で本庁よりも早く帰れます。僕の場合、ほぼ毎日定時に「お先に失礼します!」していました。
そして公務員にノルマはありません。この精神的負担がないのは大きいです。
しかし、ノルマの有無だけでは仕事の大変さは決められないのも事実です。公務員の中には、仕事のプレッシャーに耐えられずにうつ病になってしまう人もいます。
→ 公務員のうつ病の原因TOP3!元公務員が語る公務員の実態についてはこちら
新聞広げて左うちわは過去の話
勤務時間中に新聞を広げ、左うちわでヒマそうにし、定時に帰る…
楽そうな公務員といったらコレ!という、典型イメージですね(笑)もしかして、こんな公務員像を持っている人いませんか?
だとすると、残念ながらちょっと昭和的すぎると言えます…。残念ながら(?)この光景は今ではありえません。
ただ、何十年か前の古き良き時代にはあったようですね。聞いた話によると、お酒を飲みながら仕事するとかも昔はあったそうですよ。
しかし今は人が少なくなってきていて、どの自治体にも人を遊ばせる余裕はありません。それに公務員たたきが加速している昨今、外部の目をとても意識するようになりました。(これはとてもいいことだと思います!)
→ 昔とは変わってきている公務員。そんな公務員はホワイトなのか?についてまとめた記事はこちら。
公務員の仕事って楽なんでしょ?
一見楽そうに見える公務員の仕事。でも、とんでもなく難しい仕事もあるんです。例えば、土地の開発です。
「え?土地関係の仕事は不動産屋さんとか土木業者さんがやるんでしょ?」
と思う人も多いかと思います。でも、身の回りにある家やマンション、団地、大型モールなんかを建てるときには全て行政の許可が必要なんです。
そして、専門職以外の普通の行政職の公務員でもこの仕事をすることがあります。もちろん開発の経験なんてあるはずがありません。
しかし専門外のこととはいえ、必死に法律や事例などを勉強して仕事をこなしていかなくてはいけません。
そして、何事もなく開発が進む分には問題ありません。しかしややこしいのは問題が起こったときです。こういった土地絡みの案件は、利害関係が問題となることがしばしばあります。
例えばその開発を止めたいと思っている人は、あらゆる角度から「行政の判断には問題があるんじゃないのか!?」と追求してきます。
もちろん行政は法律に違反しないようにしながら仕事を進める必要があるので、慎重に仕事をしていますし、そうした意見に対しても丁寧に対応していかなくてはいけません。
法律の専門知識を知っているのは大前提として、様々な裁判結果(判例)や国の見解をふまえたうえで、これまでの経緯と矛盾しないように一貫した内容で説明を続ける必要があります。
このように、問題が起きたときには特に広い視野が必要となります。また、多くの部署を巻き込むような大問題は、法務部や関連部局との連携は必須となってきます。
こうしたとき、他部局やいろんな関係者との調整能力がないと相当たいへんな思いをすることになります。
要はコミュ力が必要ってことです。
一例をあげましたが、6年間の県庁生活のなかで色々な部署の人と話してきましたが、土地開発は公務員の中でも相当難しい仕事だと思っています。
この仕事ができたら大手ゼネコンでも開発案件まわせるんじゃないかな?ってくらい難しいです。
実際、かなりやり手の上司がいましたが、仕事で関わった民間事業者から、何度も引き抜きの話が来ていたようですよ。
公務員でも、デキる人は民間からヘッドハンティングされるくらいの人材がいるという好例ですね。
>公務員の仕事が楽だと言われる3つの理由!民間との違いとは?
まとめ
このように世間一般には楽だと思われている公務員の仕事は、意外でしたか?それとも予想通りでしたか?
楽か忙しいかだけで仕事を決めるのはどうかと思いますが、僕は同じ給料をもらうのなら激務でプライベートが無くなるのは嫌だと思う派です。
公僕共に充実してこそ、人間らしく楽しく充実して生きることができます。あなたも仕事に追われて生きる人生ではなく、自分らしく生きることができる人生を手に入れましょう。
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