元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
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近年「パワー・ハラスメント(パワハラ)」は、その与える影響の大きさから社会問題となっていますよね。
パワハラは対人関係の中からうまれる問題で、職場の秩序を壊し、業務を正常に行うことの障害になります。
特に、上司から部下への行き過ぎた言動で、働く者の意欲を低下させる場合が多く、精神を病んでしまう職員もいます。
これは、比較的閉鎖された環境で働くことの多い公務員にとって、大きな問題となりうるものです。
「こっちは真面目に仕事をしてるのに、なんでそんなに怒鳴るんだよ!」と思っている人も多いはず。怒鳴り散らすような人は自分の感情をコントロールできていないので、人間として未熟です。
今回は、公務員で実際にあったパワハラの事例と、その対処法について紹介したいと思います。
公務員にもパワハラは起こるの?
「公務員は安定していて楽な仕事」こういったイメージは世間に根強く存在しています。
そのため、仕事も楽でパワハラなんて起こらないのでは?と思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、最近の公務員の仕事は本当に厳しいものです。そんな公務を問題なくこなすためには、周りとの調和を大切にしなければなりません。
そのため、業務ごとに細分化された狭い部署で働くことの多い公務員にとって、人間関係の乱れは非常に大きな問題となるのです。
また、始めは小さな人間関係のズレも、次第に悪化すると「パワハラ」を引き起こしてしまう場合もあります。
実は、公務員が仕事を辞めたいと思っている人の理由の多くは「人間関係」だったりします。
その中でもパワハラは深刻な問題で、市役所はもちろん消防署や学校などでもパワハラが毎年のように発覚しています。この現実に直面して心を病み、自ら死を選んでしまった公務員までいるのです。
この記事を読んでいる方の中にも、今まさにパワハラを受けて悩んでいる人がいるかもしれません。では、実際の現場ではどのようなパワハラの事例があるのでしょうか。
パワハラや仕事がつまらないことが原因で、「こんなつまらないことで悩んでいるのは嫌だ」と転職したいと思う公務員もいます。
公務員の仕事はつまらない!そう思うなら転職するほうが良い!では、転職したくなる7つの理由について説明しています。
公務員のパワハラ事例(川崎市水道局事件)
まず、川崎市の水道局での事例をご紹介します。
水道局の職員として働いていた男性職員は、無口な性格でしたが、勤務態度は真面目で通っておりA評価を獲得していました。
ある年、この職員は工業用水課への異動を命じられたのですが、この課に男性職員を歓迎する空気はありませんでした。
工業用水課の課長は「何であんなのがここに来たんだ」「なぜあいつが勤務態度A評価なんだ」などと言い始めます。
この課はその課長によって雰囲気が作られていたので、他の職員にもこの嫌な流れが広がっていったのです。
当時はオウム真理教が世間を賑わしていたこともあり、何かのきっかけがあって課の職員から「むくみ麻原」や「ハルマゲドン」などと揶揄され、課長や係長も注意することなく大声で笑って同調していました。
始めは黙って我慢していた男性職員ですが、次第に仕事を休みがちになってしまいます。
男性職員の元同僚が市議会議員にパワハラについて訴え、事情聴取が行われましたが、課長は「その事実はない。」と報告しました。
その後の議員による働きかけにより、やっと資材課に異動できた男性職員でしたが、パワハラを行なっていた課長が昇進したと聞いてショックを受けます。
その後3度も自殺未遂を繰り返し、統合失調症と診断され入院もしましたが、回復しないまま、約一年後に自殺してしまったのです。
この事例からわかることは、課のトップである課長が閉鎖的な空間で職員を目の敵にしたことで、その他職員のいじめにも発展していったことです。
僕たちに上司は選べません。そのため、いざとなったら公務員という身分に固執せず、ストレスなく生きる方法を探すほうがいい場合があります。
もしうつ病になってしまったときには、どうしたらいいでしょうか?公務員がうつ病になったら病気休暇と休職を。療養中にすべき3つのことでは、うつ病になったときの流れや、やるべきことについて説明しています。
公務員のパワハラ事例(福岡県の市役所)
次に、2015年に福岡県で起こった事例をあげます。
福岡県のある市役所で働いていた男性職員は、同僚であった女性職員と結婚しました。
ある日、男性職員は総務課長から呼び出され、「『女性職員と男性職員が市営団地の建物の前で抱き合っていた。』と市民からの目撃情報が寄せられた。」として事情聴取をうけました。
それ以後、総務課長から「入って間もない女性職員をだました」や「女性をたくさん泣かせたドンファン」などの言葉を浴びせられるようになります。これらは、男性職員の名誉を毀損する発言で、ひどいパワハラです。
結局この男性職員は訴えをおこし、平成25年の7月30日に福岡高裁で、国家賠償法1項1号に基づく損害賠償請求が一部認めれたのです。
つまり、パワハラ被害が認められたということになりますね。
元々職員同士が抱き合っていたところを通報する人も通報する人ですが、職員に油断があったのも事実でしょう。しかしそれを面白がってはやしたてるのは、上司としてやってはいけないことです。
なんとも幼稚な総務課長ですが、こんな人間でも昇進できてしまうのです。こうした話は大小問わず全国の自治体であることでしょう。
これは公務員に限らず、民間でもよくある話です。他人の色恋沙汰が気になったり、自分では女性を口説くことができない不満をぶつけているだけの八つ当たりであることが多いですね。
飲み会の場所で本人がいないときに愚痴を言うのであればまだしも、課長という立場の人間が職員に直接言うのはパワハラ以外の何物でもありません。
残念ながらこんな人間は存在します。あなたも注意しましょう。
こんなことが続いていては、ストレスがたまりますよね。公務員がストレスを感じること3選!元公務員が事例を紹介しますでは、「あ~分かる分かる!」な事例を紹介しています。
パワハラを受けたらうつ病になる前に逃げる
たとえ酷いパワハラに悩んでいたとしても、必死で努力を重ねて掴んだ「公務員」という仕事を手放す勇気が出ない人は多いでしょう。
公務員は、世間からも信用のある職業です。なので「転職をすれば、これ以上パワハラによって辛い思いをしなくて良い。」と分かっていても、踏ん切りがつかないという気持ちもわかります。
しかし、そんな時だからこそ視野を広げてほしいのです。公務員の他にも世の中には素晴らしい職業がたくさんあります。
「公務員しかない」と固執する必要はありません。あなたが、あなたらしく働ける職場はきっとどこかに存在します。
たしかに、転職をすることは簡単なことではありません。しかし、これまであなたが築いてきた公務員としての経験を求める企業は多くあります。
公務員を手放す勇気を持てず、パワハラに耐え続けてしまうと心と体はどんどん壊れてしまうでしょう。
そうなれば、転職するパワーさえなくなってしまいます。我慢するよりも、新たな一歩を踏み出して、自分らしく働ける場所で心穏やかに生きていきましょう。
一度でも公務員を辞めようと思ったことがある方は、転職を成功させるための転職サイト・転職エージェントの特徴と使い方をご覧ください。同じように悩んでいる公務員も、転職して問題を解決しています。
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