元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
今は自宅にいながらネットで学習できる環境がかなり進化しています。
そのため、自分のライフスタイルや予算に合わせて通信講座を選択する人が多くなっています。
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そんなおすすめ通信講座について興味がある方はぜひ以下の記事を見てみてください。
公務員を目指している方にとって、
「もし激務だったらどうしよう」
「連日の深夜残業なんてイヤだ」
と不安になっている方も多いでしょう。僕は県庁に勤務していたので、県庁以外の自治体の激務具合を直接目にしてきたわけではありません。
そこで今回は、市役所勤め→警察官に転職された元公務員の30代女性(Aさんとします)からお話を伺うことができたので、ご紹介したいと思います。
公務員が激務というのは本当?
Aさんは以前市役所に勤めており、その後公安職に転職されました。そして現在は退職されているとのことです。また、ご家族にも現役で公務員がいらっしゃるそうですよ。
以下、Aさんのリアルな声です。
公務員は激務だと言われることもありますし、実際に泊まらなければ仕事が終わらないといったこともあるのが事実です。
前もって決まっている業務だと心構えが出来ますが、その日に限って残業をしなければならなくなるなど突発的なこともよくあります。
ただ、それは業務の内容にもよります。正直にいうと、毎日定時で退庁出来る部署もありますし、反対に週に1日も定時退庁できない部署もあります。
「公務員って毎日定時で帰れるんでしょ?」何度も聞かれた元県庁職員がリアルを回答します!では、県庁の激務っぷりと現地機関との温度差を紹介しています!
僕が勤めていた市役所の場合は、業務が立て込んで夜が遅くなるとわかっていれば、朝の勤務時間をずらしてもらうこともありました。朝の出勤時間が遅くなるだけでも、かなり身体の負担が楽になりましたね。
逆に朝から出勤していなければならないときには、その分遅くまで残業といったことになりました。
しかし、激務ではありますが人間関係がギスギスしていなかったので、お互いにねぎらいながら仕事ができていました。こうした環境であれば、激務の日もありつつも精神的な負担は特にありませんでしたね。
公安職(泊まり勤務だった場合)については、ご存知の通りその日に何があるかわかりませんので、帰りの時間は読めません。
もちろん何もなく平和に一日が終わればいいのですが、そうもいかない日もあります。徹夜したまま勤務が続き、帰宅するのは夕方といったこともよくありましたね。
徹夜明けで翌日の夕方帰りは身体の負担が大きそうですね。こうしたお話を聞くと、本当に日夜ご苦労さまです、という気持ちになります。
公務員には、民間にない仕事のキツさや理不尽さもあります。こちらの記事ではそれを紹介します!
公務員で激務の部署とその仕事内容
公安職で泊まり勤務だった場合
公安職でも、通常の公務員のように月曜日から金曜日まで勤務する人と、泊まりの勤務でシフト制の人に分かれます。
通常の勤務態勢であっても、月に数回、シフト制の人と同じように泊まりの勤務もありますし、定時で上がれる日ばかりではありません。日によっては夜までいなければならない日もありますし、本庁勤務であれば定時で上がることは難しくなります。
シフト制であれば、問題さえ起きなければスムーズに帰宅できる日がほとんどです。
しかし、何か問題が起きたとしたら、事務的なこともしなければなりませんし、現場での対応などもあり定時には上がれません。
そして夜中もほとんど起きていますので(新人の場合は特に)、徹夜してそのまま次の日も残務処理をしなければなりません。体力的にはかなりきつく集中力も散漫になってしまいますので、日頃からの体力づくりや気力などがとても重要になってきます。
これはたいへんありがたいアドバイスですね!警官を目指している方は、体力勝負なところが大きいといえます。
災害時には警察官も、行政職員と同じく出動します。こうした災害や事件事故があると、連日多忙が続きます。
管理職の場合
管理職であっても、定時に帰れるとは限りません。上司がいなければ部下の業務が進まないといった状況であれば、すぐに帰れるとは限らないのです。
通常であれば17時頃には一日の業務は終了となりますが、21時~22時くらいまで残っているということはよくあります。
また、夕食を済ませたのちにまた仕事に戻ってくるといった管理職もいます。いつ泊まりになってもいいように、ロッカーに着替えを持ってきている人が多いですね。
イベント等の場合
大きなイベントが控えている前には、激務になります。例えばイベントを行うのも、
- その勤務先のみで行う場合
- 周辺の自治体と合同で行う場合
- 都道府県単位で行うような場合
など、いろんなケースがありますが、いずれの場合も準備に追われて間違いなく忙しくなります。
イベントの担当でなければあまり関係がないかもしれませんが、担当になっている場合は覚悟した方がいいでしょう。
しかし成功させるためには多少の激務も仕方がありません。イベントは一時的なものですし、終わった後の達成感や充実感もありますから、激務である中でも楽しんでできるほうかなと思います。
→ 公務員がやりがいを感じるのはこんなとき!逆に感じないのは…?
激務が続くと、うつ病になってしまう恐れも。どうすればいい?
激務が続くとうつになるという人も、中にはいます。何の仕事をしていても、いつ誰がなってもおかしくない病だと思いますし、うつになるから心が弱いとは思いません。
周囲に話せる人がいたのであれば、上司でも同僚でも相談をすることが一番です。また、今は企業カウンセラーが必ずと言っていいほどいますので、各自治体の専門となっているカウンセラーに相談をするという手段もあります。
相談を受けたりカウンセリングを受けたのであれば、その部署のトップは職員と面談をするなり部署異動するなり解決策を考えてくれるでしょう。
うつになるという手前で対策を打てることが一番望ましいですし、その人の実力が発揮できる部署や適材適所といった他の場所で仕事ができるのであれば、職場にとっては休職せずに元気でいてくれるほうがありがたいのです。
公務員がうつ病で退職したら、まずは心を癒やしましょう。そして自分に合った職場を新しく見つければいいのです。公務員だけがすべてじゃありません。
もし、話をしても解決せず、もう少し待ってほしい等の返事しか得られずに部署異動をさせてもらえなかったりしたのであれば、自分の中でいつまでに異動がなければ退職をするというようなことを考えておいてもいいのかもしれません。
僕の知り合いにも、かなり精神的に落ち込んでいる人がいて相談をしていましたが、もうだめだと思っていた最後の最後にやっと異動をさせてもらえて、今はとても生き生きと仕事をしている人もいます。
または、少し休職をして考えるというのも一つの手段です。休職はだれもが平等に与えられている権利ですので、病院へ行き診断書を書いてもらって提出をすれば休職するということも可能です。
ただ、組織の一員ですので、希望通りに行かないこともたくさんあるということは覚悟しておかなければならないことだと思います。
うつになる前に何らかの対処をして、税金を納めて下さっているすべての方々のために働くという強い意志を持って公務員になられたその初心を忘れずに、健康で元気に勤務をしてほしいと考えています。
以上が、元市役所・警察官に勤めていたAさんの声でした!想像以上に激務続きだったことが伺えますね。
それでも前向きに仕事に取り組んでおられ、とても素晴らしい方です。
そして、激務のすえうつ病になってしまうことだけは避けなければいけません。でなければ、その後の人生が大変なことになってしまうかもしれないからです。
Aさんの声にもありましたが、相談してもどうしようもならなくなったら早々に退職したほうが、あなたのためでもありますし、ご家族のためでもあります。
そして転職を考える場合は、転職エージェントを活用すると、あなたの状況に応じた転職活動をすすめることができます。
もし次の転職先を探すのなら、公務員におすすめ転職サイトと転職エージェントの記事をご覧ください。
僕も転職を成功させていますので、お力になれるかと思います。
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