元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
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「公務員の年末年始の休みって何日取れるの?」
公務員にとって、大型連休は楽しみなイベントのひとつ。なぜなら、公務員の休日はカレンダーどおりだからです。
そんな貴重な連休をあなたならどのように過ごしたいですか?
- 実家に帰省?
- 家族旅行?
- のんびり過ごす?
今回は、公務員の年末年始の連休が何日あるのかをご紹介していきます!
目次(もくじ)
2019~2020年の年末年始は・・・なんと9連休!
官公庁で働く公務員は年末年始休暇は法律で定められています。その法律とは「行政機関の休日に関する法律」というもので、年末年始の期間は12月29日から1月3日までと定められています。
よって、基本的には公務員の仕事納めは12月28日で、仕事始めは1月4日から。休みは6日間となります。
ただし、これはあくまで基本ルールのお話。
なんと!2019年末の年末年始は、9連休になるのです!
えっ?なんで!?と思うかもしれません。なぜなら、本来の仕事納めである12月28日が土曜日だからです。つまりその前日の12月27日金曜日が仕事納めとなるからです。
さらに、本来の仕事始めである1月4日が土曜日。
つまり・・・
12月28日土曜日で休日
↓
前日の12月27日が2019年の仕事納め
↓
12月28日から休暇スタート
というわけですね。さらに、
本来の仕事始めである1月4日が土曜日
↓
次の日の1月5日が日曜日で休日
↓
1月6日月曜日から仕事始め。
よって、2019年から2020年の公務員の年末年始休暇は12月28日から翌年1月5日の9連休となります!
さらに年末年始で有給を取れば10連休以上も可能。来年の年末年始は何をしようか、今からワクワクしながら考えてみるのもいいかもしれませんね!
公務員の有給の取りやすさについてはこちらへどうぞ!公務員は1時間単位で有給を取ることもできるんですよ。
職種によっては、年末年始に休みがない場合も
警察官・消防士の年末年始休暇
公務員は年末年始休暇が法律によって定められていますが、警察、消防は年末年始でも休みがなく、法律によって定められる年末年始も関係なく勤務しています。
警察、消防は年末年始のように人が動くときこそ人員を確保しなくてはならないので、年末年始だからといって人数を減らしたり、休むわけにはいかないのです。
特に年末年始は火の不始末や火事など火によるトラブルが増えたり、イベントも行われるので警備が必要となり、年末年始は多忙の時期。同じ公務員であっても年末年始休暇は無く、勤務も不規則となっています。
そして警察や消防は1日の勤務時間が長く、朝から次の日の朝まで勤務になるシフトもあります。その代わり、1日働いたら2日ないし3日休みをもらえるシフトとなり、そのうち1日は非番という万が一の時は勤務する形となっています。
警察は、有給を取ることすらままならないこともあります。なんと、まわりを気にせず休暇を取れたのは結婚休暇だけという例も。
自衛隊の年末年始休暇
自衛隊も、年末年始は全ての自衛隊員が同時に休むことは出来ません。なぜなら、災害や戦争が発生した場合に自衛隊を出動させる必要があり、全員が休むと機能しなくなってしまうからです。
万が一の事態に備えて自衛隊を機能させるためにも、年末年始のような大型連休は前半に休みを取る人と後半に休みを取る人に分かれており、全員が一度に休まないようになっています。
自衛隊のほか、警察・土木系公務員も緊急時には出動します。こちらの記事では、公務員の災害時の対応について紹介します。
民間企業の年末年始の休みは?
民間企業の年末年始休暇も公務員と同じく、基本ルールとして12月28日が仕事納めで12月29日から年末年始休暇が始まり、1月4日が仕事始まりとなるケースが多数。
民間企業の多くは、公務員の年末年始休暇と同カレンダーどおりの期間を年末年始休暇としているところが多いですね。
土日祝日は稼働していないため、12月28日が土日ならその直前の平日が仕事納めとなります。そして1月4日が土日ならその直後の平日が仕事始まりとなり、曜日の並びによっては連休日数が長くなります。
ただ、福利厚生に力を入れている大企業、自動車関係のメーカー、工場、製造業だと12月28日から1月12日までの16日間とかなりの長期連休になる可能性も。
特に、メーカー、工場、製造業は通常の祝祭日は通常勤務で工場を稼働させていることが多く、その分を一般的な年末年始にプラスして長期休暇として設定されているため多くなることがあります。
逆に、建設業などは土曜や日曜も仕事をしていることがあります。このとき、29日と30日が土日であれば稼働日となり、31日から年末年始休暇が始まります。そして休暇は3日までといった少し短くなる場合があります。
こちらの記事では、公務員と民間の比較をしています。その中で、有給の取得日数や取りやすさについても紹介しています!公務員はやはり恵まれていると思いますよ。
2020~2021年の年末年始は?
2020年から2021年の公務員の年末年始休暇は、前年の9連休と違ってちょっと残念。
それは、本来の仕事納めである12月28日が月曜日だからです。つまり、1日だけ出勤して仕事納めをして、29日から休暇に入るということですね。
さらに、本来の仕事始まりである1月3日は日曜日。つまり、年明けは1週間フルに働く必要があるんです。
よって、2019年から2020年の公務員の年末年始休暇は、カレンダーどおり12月29日から翌年1月3日の6連休となります!
もしかすると、年末の仕事納めは有給を取って休む人が多くなるかもしれませんね。
これも虚礼廃止のひとつといえるかもしれませんね。
有給取得推奨の流れも
きっと、連休を推奨する自治体も多いのではないでしょうか。最近では、儀礼的な仕事納めや仕事初めは縮小の傾向にありますからね。
僕がいた県庁では、年末年始のお昼には課でまとめてお弁当を取って食べるという風習がありました。
たまには違うものを食べるという意味では面白いと思ってはいましたが、もし定年まで40年間ずっとその風習が続くと思うとちょっと飽きてしまうかもしれなかったですね。
とある職員の方は、
「年末弁当があるから・・・」
「年始弁当があるから・・・」
といって、しきたりが重んじられた時代は有給を取りたくても取れなかったと嘆いていましたよ。そんな型にハマった時代も変わりつつあるのは、喜ばしいことですね!
来年の年末年始は何をしようか、今からワクワクしながら考えてみるのもいいかもしれませんね!
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