元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
今は自宅にいながらネットで学習できる環境がかなり進化しています。
そのため、自分のライフスタイルや予算に合わせて通信講座を選択する人が多くなっています。
費用も安いですし、いつでもどこでも何度でも見直せる通信講座のオンデマンド学習は予備校よりもかなり便利です。
そんなおすすめ通信講座について興味がある方はぜひ以下の記事を見てみてください。
元公務員で県職員だった、にゃも☆です!
今回は、公務員試験のオススメ参考書【専門科目、二次試験】を紹介します。
公務員試験の1次試験で出てくる専門分野は、公務員試験独自の問題。専門と呼ばれるだけあって、独特の考え方をしたり、あまりなじみのないものが多くなってきます。
専門科目でも、教養科目と同じようにスー過去が重要になってきます。
スー過去は、「5」ではなく「6」が最新なので、リンク先から6を選んで買いましょう!
そして今回紹介する参考書は、僕が実際使って合格を勝ち取った参考書ばかり。
それぞれの参考書へはAmazonへのリンクを貼っているので、ネットでも立ち読みができる「なか見検索」で確認することをおすすめします。
ぜひこれらを使って、あなたも合格を勝ち取ってください!
1次試験対策の流れ
- 全体像を捉える
- 教養科目その1(知能分野)
- 教養科目その2(知識分野)
- 専門科目、二次試験(面接、集団討論、小論文)← 今ココ
>公務員試験1次試験まとめ!この参考書で独学で県庁に合格しました
特におすすめできる予備校と通信講座をまとめましたので、独学か予備校・通信講座か悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
>元県職員が選ぶ、公務員試験のオススメ予備校5選!特徴、料金、口コミまとめました
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独学だと総額いくらかかるのか気になる方は、こちらの記事が参考になるはずです。
目次(もくじ)
まずは専門科目の全体像を知る
憲法、民法、行政法、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学、経営学、会計学、統計学、政治学、行政学、社会学、国際関係論、労働法、刑法、商法
教養科目だけでも多かったのに、「こんなにもいっぱいあるのか。。。」と思ったそんなあなたは、とてもマトモな感覚を持っています(笑)
公務員試験は専門科目も多い!そして配点も教養科目より大きいです。国家一般の場合、専門科目の配点はなんと教養科目の2倍にもなります!
これは専門科目にチカラを入れて勉強しないと!という気持ちになりますよね。しかし、専門科目をすべて勉強していてはとても時間が足りません。
そしてこの配点比率は試験の区分によって違うので、受験予定の自治体と併願予定の試験科目を見比べて、自分がどこにチカラを入れるべきかを見極める必要があります。
専門科目の配点のしかたは、国と地方でそれぞれ独特なものになっています。ここでひとつ例を見てみましょう。
以下の例は、国家一般と地方上級の関東型のものです。
※いつもは国に右ならえなのに、こういうときだけ独自性を出すのは分かりにくいのでやめてほしいです・・・受験当時に調べていてとても面倒でした(笑)
国家一般試験は、[16科目(各5題)から8科目を選択して計40題解答]
以下から8科目選択し5問づつ回答。
政治学、行政学、憲法、行政法、民法(総則及び物権)、民法(債権、親族及び相続)、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学・経済事情、経営学、国際関係、社会学、心理学、教育学、英語(基礎)、英語(一般)
地方上級試験は、[50題出題され50問すべて解答]
関東型の例
政治学②,行政学②,憲法④,行政法⑤,民法⑥,刑法②,労働法②,経済原論・経済政策・経済史⑮,財政学④,経営学②,社会政策③,国際関係③
多くの受験生が国家一般と地方上級を併願しますが、そこで問題になってくるのが専門科目の選択です。
例えば国家一般の場合は心理学が選択可能ですが、地方上級試験は出てこないといったことがあります。
すると片方の試験にしか問題が出ないのに、一科目まるまる勉強しなければいけないということになって無駄が生じます。
とても全部なんてやってられない!時間もないし全科目合格ラインまでもってくなんてムリだよ~!
専門科目は捨て科目を作るべし!
そこで、自分の受ける自治体の出題科目を確認した上で、時間対効率の悪い科目を切っていくという作戦を取ることにしました。
この作戦はかなり有効で、多くの受験生が捨て科目を作って取り組んでいます。
今回の例でいうと、社会学、心理学、教育学、刑法、労働法は2つの試験でダブらないので切るという判断ができます。そしてその他の科目に全力を注いでいく。ということになります。
僕もこれらの科目は切りました。一応ざっと参考書は読みましたが、時間対効果もよくないし併願する試験でも使えないっててことで、早々に切っちゃいました。
このように、取れるか取れないか分からない1点なり2点のために時間を使うのではなく、圧倒的に配点が多い科目である経済原論・経済政策・経済史、民法、行政法、憲法、財政学を満点を取りに行く覚悟で望みました。
そんなにたくさん切っても大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、専門科目は6割がボーダーラインと言われています。
つまり50問問題があるとすると、30問解ければ合格ラインに乗るということです。僕はこの30点を確実に取るために、切った科目で浮いた時間を配点が多い科目に回しました。
これが専門科目攻略の作戦です。これは自分が受ける自治体の出題科目を見て総合的に判断する必要があります。
専門科目の参考書選びは簡単!
さて、ここまでで専門科目を攻略するための科目の切り方について説明してきました。次はいよいよ参考書の紹介になります!
実は専門科目の参考書の揃え方については、教養科目よりもシンプルで分かりやすいです。なぜなら、基本的にはスー過去を揃えればいいからです。そして、導入のための参考書が必要な重要科目は決まっているからです。
スー過去のタイトルは国家公務員試験の呼び方ベースで作られていますので、こちらで紹介していきますね。
呼び方が違う例
国家公務員試験・・・ミクロ経済、マクロ経済
地方上級試験・・・・経済原論(ミクロ経済+マクロ経済)
スー過去+参考書が必要な専門科目
スー過去だけでなく、参考書も揃える必要がある科目は、以下の6科目です。これらは配点比率がとても高いうえに、スー過去だけでは理解するのが難しい分野となっています。
そこで、まずは参考書をざっと読んで内容を把握してから、どんどんスー過去を解いていくようにしましょう。
そしてスー過去で分からなければ、参考書に戻って勉強しなおすというような使い方をすると効率がいいですよ。
憲法で揃えるべき参考書
行政法で揃えるべき参考書
民法(総則及び物権)で揃えるべき参考書
民法(債権、親族及び相続)で揃えるべき参考書
ミクロ経済学で揃えるべき参考書
マクロ経済学で揃えるべき参考書
スー過去だけでいい専門科目/『捨て科目』を決めてから揃えよう!
政治学
行政学
財政学・経済事情
経営学
国際関係
社会学
心理学
教育学
刑法
労働法
こちらの科目については、すべてを買う必要はありません。いくつかの公務員試験を併願するときは、捨てる科目をちゃんと決めてから参考書を揃えましょう。
そして参考書はスー過去1冊のみでOKです。試験科目自体の重要度が先ほど紹介した科目に比べて低いためです。それでも確実に1点でも多くとりたい・・・!という方は書店で参考書を手にとって、吟味して選びましょう。
政治学で揃えるべき参考書
行政学で揃えるべき参考書
財政学で揃えるべき参考書
経営学で揃えるべき参考書
国際関係で揃えるべき参考書
社会学で揃えるべき参考書
心理学・教育学で揃えるべき参考書
刑法で揃えるべき参考書
労働法で揃えるべき参考書
英語にスー過去はない
英語(基礎)
英語(一般)
英語は教養科目でも勉強していますし、特段オススメの参考書はありません。
あえて言うならば、高校時代に使っていた英単語、英文法を覚え直すのが確実だと思います。
繰り返しになりますが、専門科目のうち「スー過去だけでいいもの」についてはここに書いてあるものを全て買えばいいというわけではありません。
自分が受験する自治体の配点や、国家公務員との併願をするしないによって、どの科目を取るか決めたうえでスー過去を購入しましょう。
最後の仕上げは過去問500
そして次は最後の仕上げ的な位置づけの参考書になります。
スー過去で過去問をやったのにまだ過去問を買わなくちゃいけないの?
と思う方もいるかもしれません。
たしかにスー過去だけでも充分戦えるレベルまでもっていくことは可能です。ですので、僕はこの参考書は腕試しのつもりで使っていました。
ひととおり勉強したあとにやってみると、自分の実力が分かるので重宝しましたよ。
ここまでで参考書シリーズはおわりです!
二次試験対策本を読んで本番をイメージしよう!
そして一次試験の専門科目が終わったら、次は二次試験対策です。二次試験は自治体によって試験内容が違うので要確認ですが、大体の自治体で以下の試験があります。
個別面接でオススメの参考書
個別面接のコツは公務員試験の面接で一発合格するコツは3つ! コネ・アポは不要で紹介しています。
集団討論でオススメの参考書
正直なところ、公務員試験に特化した集団討論オススメ参考書は思い当たりませんでした。そのため当時の僕も、今回紹介したような一般的な対策本で対策していました。
小論文でオススメの参考書
以上が、公務員試験を独学で合格するために必要な過去問、参考書でした!
すごい数の本だと思いますが、これでも最小限だと思っています。
これまで紹介した本は、「本当にこの参考書だけで大丈夫なの!?」という不安から参考書コレクターになっていた僕が厳選した本です。
余計な本は不要です。ここで紹介した本をマスターできれば必ず合格できます。
さあ、公務員試験合格を目指して参考書を揃えましょう!
特におすすめできる予備校と通信講座をまとめましたので、独学か予備校・通信講座か悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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独学だと総額いくらかかるのか気になる方は、こちらの記事が参考になるはずです。
面接体験記、面接対策法は以下の記事をどうぞ。
元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
今は自宅にいながらネットで学習できる環境がかなり進化しています。
そのため、自分のライフスタイルや予算に合わせて通信講座を選択する人が多くなっています。
費用も安いですし、いつでもどこでも何度でも見直せる通信講座のオンデマンド学習は予備校よりもかなり便利です。
そんなおすすめ通信講座について興味がある方はぜひ以下の記事を見てみてください。