元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
今は自宅にいながらネットで学習できる環境がかなり進化しています。
そのため、自分のライフスタイルや予算に合わせて通信講座を選択する人が多くなっています。
費用も安いですし、いつでもどこでも何度でも見直せる通信講座のオンデマンド学習は予備校よりもかなり便利です。
そんなおすすめ通信講座について興味がある方はぜひ以下の記事を見てみてください。
元公務員で県職員だった、にゃも☆です!
集団討論ってよく分からなくないですか?
理系だった僕は集団討論を1度もやったことがありませんでした。なのでぶっちゃけルールとか作法とか、あまり詳しくありません。
きっと現役文系大学生よりも詳しくないです。でもそんな僕でも、
- 集団討論の本質はなにか?
- 集団討論で見られるポイントはどこか?
- どう立ち回れば合格できるか?
を分析し、その結果1回も集団討論の模擬練習をすることなく、県庁に合格することができました。
この記事では、たとえ模擬練習をしなくても合格するのための考え方、対策法、本質をお伝えします。
- しゃしゃりでなくてもいい
- 司会進行はしなくても受かる
- 発言することは大事
- 発言回数が多けりゃいいってもんじゃない
- 周りの意見を踏まえた上で自分の意見を上乗せする
- 試験官は、コイツは周りを見ているか?を重視する
公務員の集団討論や面接に限らず、どんな就職試験でも覚えておくべきことがあります。
コイツと一緒に仕事がしたい!
試験官や面接官に、こう思わせなければ合格はありえないということです。集団討論や面接は、「コイツと仕事を一緒にしたいと思わせるゲーム」だと考えましょう。
どうしたら相手が自分を欲しがってくれるだろう?と考えながら対策すると、客観的に自分を見ることができ、心に余裕が生まれますよ!
目次(もくじ)
最初の顔合わせ。油断してはいけない
待合室は面接のときと同じく大講堂です。机の上にはグループ分けが書かれた紙が置いてありました。開始までに時間があるので、グループ分けされたメンバーが集まって顔合わせ。
「宜しくお願いしまーす」
知り合いは一人もいません。誰かが音頭をとって作戦どうする?って進めてました。
この時ばかりは共闘。とばかりにみんなが協力的。
グループ全体でグダグダだったら、相対的に他のグループの方が評価が高まります。誰かに足を引っ張られて自分の評価までマイナスされたらたまりませんからね。
でも注意してください!絶対にそいつらを信用なんてしちゃダメですよ。
ここでスキを見せたらやられます。
すでに試験は始まっています。
なにせ相手はライバルです。弱みがあったらつけこんできます。
「僕すっごく不安だったんだよねー」
「知り合い1人もいないし、仲間ができてよかったー」
「みんなで協力して試験に合格しようねー!」
なんて言ってるヤツに限って、本番では全力で殺しにかかってきます。
こいつらを全員出し抜くくらいの気持ちで臨んでください。相手だって笑顔の裏ではそう思ってます。それくらいの心構えでいてください。
これまでの一次試験や個人面接は僕たち1人で乗り越えてきたものばかりです。
でも集団討論は違います。ライバルとの直接バトルが始まるのです。
この中で優れている者だけが、合格への切符を手に入れるのです。
慣れてないなら集団討論の司会進行はやるな
さて、集団討論の心構えを説明したところでひとつ告白しますと、僕は司会進行が苦手です。
みんな好き勝手言ってる内容を把握しながら自分の意見も言う!なんていう高等テクは持ってません。全体の把握って難しくありませんか?
そしてこういうときには、やってくれる人がいるものです。司会進行は経験豊富な余裕のある人に任せましょう。
慣れてない人がやると盛大にコケます。
それだけで落ちる原因になるので、しゃしゃり出ないようにしましょう。こういうときは、カッコつけないほうがうまくいくことが多いです。
冒頭でもふれましたが僕は集団討論が未経験だったので、司会進行を決めるときもただ見守るだけです。絶対にやらないと決意していました。
そして役割分担が終わったあとは、順番を呼ばれるのを待ちます。
人生初めての集団討論が公務員試験本番という暴挙
そして時間になり、別会場へと移動します。すると、ここでテーマが明かされます。まずは問題読み込みです。
たしかテーマは、「〇〇市役所の駐車場を有料にすべきか、すべきでないか。」それを賛成、反対に分かれて討論する・・・みたいな感じだったと思います。
繰り返しになりますが、僕は集団討論とかやったことありません。そのときが初めての集団討論でした。
『人生初の集団討論が公務員試験本番!』
響きはかっこいいですが、ぶっちゃけただの無謀です(笑)
もちろん本やネットでは集団討論がどういうものか勉強したので、どんなものかは知っています。
しかし、肌で感じる空気はやはり想像と違いますね。とてもピリピリしていました。まあ本番なんですから当然かもしれませんが・・・
あとはスピード感が違います。
思った以上にみんなの発言スピードが早かったです。頭をフル回転させてますし、きっと多くの模擬練習をしてきてるんでしょうね。
僕はその発言の多さ、そのスピードにはついていけませんでした。
でも大丈夫。集団討論で大事なのは発言回数ではありません。
試験官が見ているポイントを考えれば、ただたくさん発言すればいいってものじゃないことが分かります。
ちなみに、家や子育てなどで一番お金が必要になる30代の年収がいくらか気になりませんか?地方公務員の30代の年収はいくら?元県庁の給与担当が試算!で詳しく紹介していきます。
試験官が見ているのは協調性
では試験官は何を見ているのでしょうか?
それは協調性です。
ちょっとイメージしてみてください。あなたは、まわりの人を差し置いて一人だけ目立とうとする人間と一緒に仕事がしたいですか?単独で突っ走るような協調性がない人と一緒に仕事がしたいですか?
つまりはそういうことです。僕が試験官なら、そんな人物はいりません。絶対に一緒に仕事したくなんてないですね。
僕が集団討論の模擬練習なしでも合格したのは、公務員の試験官が何を求めているかを十分に理解していたからだと思います。
細かい審査ポイントは他にも色々あるでしょうが、最重要なのは協調性です。
ここをブレないようにできたから、合格できたのだと感じています。
自分に協調性があるかどうか、どんな強みがあるかを知る方法については、公務員に向いているのはこんな人!性格診断方法も紹介します。で紹介しています。
集団討論での発言は基本に忠実に!他人の意見に自分の考えをプラスアルファする
集団討論での僕の立ち回りは、基本を忠実に。のスタイルです。
具体的には、このような発言の仕方です。
「(周りの意見を踏まえた上で)そういう見方はあるけど僕はこう思う。なぜなら〇〇だからです。」
「あなたの意見に賛成です。そして僕はこうも思います。なぜなら〇〇だからです。」
このように、必ず誰かの意見を踏まえた上で発言するようにしていました。
一番最初に発言してもいいんですが、それだと頭の整理に時間が足りず、内容が物足りないことがあります。
でも、色々意見が出てきてその中で発言すれば、その頃には頭の整理もできています。余計なリスクは極力負うべきではありません。そしてこれは、誰かの発言後に話すということがポイントです。
他の人の話をちゃんと聞いていることをアピールできるからです。
これで、重要なポイントである協調性のアピールにつながります。僕は最初から、この協調性をアピールする作戦でいきました。
それは公務員という仕事柄、重視されるのは積極性よりも協調性だと予測していたからです。
そして実際、僕が公務員として仕事をしてきて最も大事だと確信したのが、この協調性でした。公務員として生きていくなら、協調性が最重要です。
積極的な態度も悪くはありませんが、それは二の次です。
まずは協調性がないといけません。
協調性がないと、確実に仕事が滞ります。円滑に仕事を進める能力は、特に公務員では求められるものです。
各所の調整が必須な公務員においては、協調性は最低限必要なスキルです。
強引に自分の意見を通そうとするタイプの人間は煙たがられていましたよ。
このような理由から、積極性は協調性があったうえでのお話となります。このような実体験からも、受験当時の僕の読みは当たっていたと言えるでしょう。
以上のことから、ポイントを取りにいくべきは、周囲の意見を踏まえた上で自分の意見を上乗せすること。
それにより協調性をアピールする。これに注力するのが有効だと判断し、実行しました。
そして結果は合格です。
もちろん、1次試験、個人面接、集団討論、論作文と、全ての総合判断で合否は決まるわけですが、自分なりの分析に手応えを感じた結果の合格です。
君の◯◯が良かった、悪かった、なんて試験官は誰も教えてくれません。
なので、このブログでは実際に僕が考えたこと、感じたこと、体験したことを語っています。
このブログを読んでくれたあなたの助けとなりますように。
公務員の服装全般については公務員の服装・身だしなみまとめ!スーツから髪型、ネイルまで!でまとめていますので、併せてご覧ください。
集団討論の模擬試験はしておいたほうがいい
ただ、そんな僕もひとつ後悔したことがあります。それは、模擬練習をしておけばよかったということです。
試験が終わったあと、さすがに対人での模擬練習を経験しておけばよかったなーと思いました。作戦があったとはいえ、慣れがないため不安なのには変わりありませんからね。
まあ、結果的に受かったので良かったですが…汗
なので、学校で面接対策として集団討論の練習がある場合、ぜひ参加しておきましょう。
何事も実際に体験するのはいい経験になります。その結果、心に余裕が生まれます。
そして一番いいのは予備校などで開催している公務員向けの模擬練習です。
テーマが公務員試験用に練られたものになっていますし、参加者が公務員志望の人ばかりです。つまり、本番に最も近い環境を体感できるというメリットがあるからです。
僕みたいに模擬練習無しで試験に挑むとか、余計なリスクは負わなくていいと思います(笑)
・得意じゃないなら司会進行はしないほうがいい
・発言回数が多けりゃいいってもんじゃない
・周りの意見を踏まえた上で自分の意見を上乗せする
・試験官は協調性を見ている
・集団討論はサバイバルゲーム!油断したら不合格になる
・集団討論の模擬試験はしておいたほうがいい
特におすすめできる予備校と通信講座をまとめましたので、独学か予備校・通信講座か悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
>元県職員が選ぶ、公務員試験のオススメ予備校5選!特徴、料金、口コミまとめました
>元県職員が選ぶ、公務員試験のオススメ通信講座5選!特徴、料金、口コミまとめました
独学だと総額いくらかかるのか気になる方は、こちらの記事が参考になるはずです。
https://texasinvancouver.org/315.html
元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
今は自宅にいながらネットで学習できる環境がかなり進化しています。
そのため、自分のライフスタイルや予算に合わせて通信講座を選択する人が多くなっています。
費用も安いですし、いつでもどこでも何度でも見直せる通信講座のオンデマンド学習は予備校よりもかなり便利です。
そんなおすすめ通信講座について興味がある方はぜひ以下の記事を見てみてください。