元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
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そんなおすすめ通信講座について興味がある方はぜひ以下の記事を見てみてください。
元公務員で県職員だった、にゃも☆です!
いきなりですが、コネ採用ってあると思いますか?
という意見が大多数な気がします。
何せ、昔は公務員がぬるま湯状態だったり、癒着が横行していたり・・・そんな噂を聞いたことがある人も多いことでしょう。
それに、今でさえ官僚の贈収賄や口利きなどのニュースで度々世間を賑わすことがあるこの世の中です。コネ採用が無くなるわけがないだろう・・・と。
コネ採用…それは公務員になろうと思っている人なら一度は考えたことがあるワードじゃないでしょうか。
僕も公務員試験のコネについていろいろと考えました。
コネのあるやつの方が有利に決まってる…僕もコネがほしい!
・・・など、それはもう色んなことを考えました。だってどうしても公務員になりたかったですから。
両親、親戚、祖父母が強力なコネを持っていないかとも考えました。でも、強力どころか一切コネはありませんでした(笑)
そして、先生と呼ばれる議員などの知り合いもいるわけがありません。ということで、僕は大人しく王道ルートで公務員試験に臨んだのでした。
そして結果は見事合格です。
公務員のコネ採用
そんなノーコネで合格した僕も、冒頭の「コネ採用はあると思う?」という質問に答えてみたいと思います。
「コネ採用はあるところにはあると思う」です。綺麗事は言いません。
ただ初めに断っておきたいことは、このコネ採用の考え方については完全に僕の意見・憶測で話しているということです。僕が勤めていた県庁について話しているわけではなく、全国の自治体、国の省庁、その関係団体全てを想定して話しています。
そして、コネ採用があるという事実を確認したわけでもありません。ただその一方で、コネ採用がないと言いきれる根拠があるわけでもありません。
ですので、結局憶測で語るしかないのです。真実は、人事部長だったり知事・副知事といった採用する裁量を持った人間にしか分からないものです。
公務員 コネがない
公務員試験で使えそうなコネがない。。という人にも朗報です。
間違いなく言えることが一つあって、
コネがなくても合格できる!
ということです。
事実、なんのコネもない僕がこうやって合格しているわけですからね。
公務員になって良かったことのひとつは、コネがなくても合格できる!という事実を証明できたことですね(笑)
合格した経験があったからこそ、今こうやってあなたにお話できているのですから。
文科省局長 裏口入学とコネ採用
さてここで、最近ニュースになった似たような問題があったので紹介します。公務員試験ではないのですが、大学に裏口入学したというニュースです。
文部科学省の科学技術・学術政策局長である佐野太氏が、自分の子どもを東京医科歯科大学へ裏口入学させた問題です。
その見返りとして、私立大学支援事業の対象校として選定されるよう便宜を図ったことが問題になりましたね。
分かりやすく言うと補助金をあげるねということです。もちろんみんなから集めた税金なので自分の懐は傷まないですよ。
それでは、ここで文科省の組織図を見てみましょう。
国家公務員のエリート官僚が出世できる最高峰が、この図の左上にある事務次官だと言われています。
科学技術・学術政策局長というと、事務次官候補ともいえるポジションにいることが分かりますね。
つまり、少なくとも省庁の局長クラス、事務次官クラス、大臣クラス、国会議員クラスともなればこのような裏口入学がまかり通る世の中なのです。
今回のように、利害関係があればなおさらその環境は整っているといえます。補助金に限らず、権限を使って何かをする場合、それが全て見返りとして使えることになるからです。
など、見返りは色々想定できます。国が政策でカバーしている範囲は広く、ほぼ全てのことで権限を持っていると言えます。
ですので、利害関係なんてそこらじゅうにあります。
貿易するにも許可がいる。販売するにも許可がいる。飲食店だって金融業だって何だって同じです。
国のトップクラスの人間が、外部の組織(大学)への裏口入学をやってるのですから、仲間内である行政組織に入れるコネ採用くらい当然あるだろうと考えるのが普通でしょう。
公務員のコネは違法?
公務員のコネ採用
さてここでは、今回のテーマであるコネについて焦点をあててお話していきましょう。
そもそも公務員の縁故採用(コネ採用)は、国家公務員法や地方公務員法により禁止されています。
なので違法です。
そして特に公務員の採用試験では公平性が求められます。コネ採用で使えもしない人材ばかりになってしまっては行政サービスが低下してしまいますからね。
税金を使ってサービスを提供している組織ですから、満足に仕事をこなせるレベルの人材が必要となります。
民間企業のコネ採用
民間企業ではコネ採用が禁止されていません。
なので違法ではありません。
民間企業であれば、親族のコネ採用は当たり前でしょうし、若くして息子を副社長に…なんてのもよく聞く話です。
企業は大手であればあるほど公平性・透明性を求められるようになるので、このようなコネ採用についてもたたかれる傾向にあります。
しかし、企業は本来すべて自己責任のうえで成り立っているものです。なので誰をどう採用しようが問題はないはずなのです。
なぜならその結果、使えない人材ばかりになって業績が悪化して倒産することになったとしても、それは企業の責任であり他の誰も関係がないからです。
これらのことを考えると、企業には公務員の採用試験で求められるほどの公平性は必要ないといえます。
しかし、一般的にコネ採用というものはイメージの良いものではありません。ですので、普通の企業であれば、それがまかり通っていることをアピールするような企業はどこもないでしょう。
企業の透明性をアピールすることでイメージアップする戦略も考えられますしね。
このように民間と公務員のありかたに違いはあるものの、コネ採用というものはイメージがいいものではありません。
ちなみに、家や子育てなどで一番お金が必要になる30代の年収がいくらか気になりませんか?地方公務員の30代の年収はいくら?元県庁の給与担当が試算!で詳しく紹介していきます。
しかし、両者に共通していることがあります。それは、当事者でないと真実が分からないということです。
これまで色々書いてきましたが、これらは全て憶測でしかありません。今回の文科省の事件のように、明るみになって初めて分かる問題です。
というわけで、コネ採用については考えても時間の無駄だといえます(笑)
とはいっても、コネ採用に心惹かれてしまうのは仕方のないことだと思います。なんたって楽ですからね(笑)
でもコネを使って採用されたとしても、どこから今回のようにいつ事件が発覚するか分かりません。公務員として定年まで40年以上勤務していくことを考えると、リスクがとても高いといえます。
それに、能力が足りなくて就職してから苦労するのは自分自身です。
コネ採用については当時の僕も色々考え、時間を無駄にしてきました。結局のところ、地道に力をつけて採用されるのが、一番自分のためになるんだなという結論に達しました。
今思うと、その無駄な時間を勉強にあてていればよかったなぁとつくづく思います。自分のためにも、コツコツ勉強しましょうね!
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