元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
今は自宅にいながらネットで学習できる環境がかなり進化しています。
そのため、自分のライフスタイルや予算に合わせて通信講座を選択する人が多くなっています。
費用も安いですし、いつでもどこでも何度でも見直せる通信講座のオンデマンド学習は予備校よりもかなり便利です。
そんなおすすめ通信講座について興味がある方はぜひ以下の記事を見てみてください。
元県職員だった、にゃも☆です!公務員試験の二次試験と聞くと、僕が実際に体験した生々しいドラマを思い出します。
二次試験の直前に入院したり対人練習なしで面接や集団討論に臨んだりといろんな思い出のある二次試験ですが、今回は個人面接についてお話ししたいと思います。
この面接はすごく緊張していたのを覚えています。
なぜなら、先ほどもふれたように僕は対人での模擬練習を一度もしたことがなかったからです。
えっ・・・まさか対策無しでいったのか?
ちゃんとやったよ?シャドー面接をね!
(コイツ、もしかしてアホなのか・・・?)
>公務員試験1次試験まとめ!この参考書で独学で県庁に合格しました
特におすすめできる予備校と通信講座をまとめましたので、独学か予備校・通信講座か悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
>元県職員が選ぶ、公務員試験のオススメ予備校5選!特徴、料金、口コミまとめました
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独学だと総額いくらかかるのか気になる方は、こちらの記事が参考になるはずです。
面接開始までの雰囲気はどんな感じ?
いきなりですが、試験当日は知り合いに車で送って行ってもらいました(笑)
世間的な面接の常識からすると、車とかタクシーで行くったら不合格になる!誰に見られているか分からない!みたいな「教え」が広まっていますが、僕は合格しました。
渡しの場合、直前まで病気をしていて退院した直後だったので、正当な理由ありと自己判断して送っていってもらったのです。でももし、
と聞かれたら、
と答えるつもり満々でしたけどね(笑)
ともあれ県庁に到着してからは、大講堂に集められました。大講堂が控え室になっていて、そこから順番に呼ばれていく感じです。
面接って1人1人行うものですよね。1人あたり30分とかかかるわけです。なので僕の出番は数時間先ということでしたが、緊張していることもあって、自分の番が来るまで待ち時間がすごーく長く感じられました。
他の受験生は、一人でブツブツ言って練習したり、知り合い同士で面接練習したりしていましたね。
ここにいる奴らから合格者が出るんだよなー。みんなライバルだ・・・!と思ってました。
自分が受かるかどうかなんて分からないので、眼の前にいる受験生を将来の仲間なんて目線で見ることはできせんね。蹴落とさなきゃいけない相手ばかりなわけです。
時間は過ぎていって、一人ずつ呼ばれては少なくなっていく…次第に緊張も高まります。
そして遂に僕の番号を呼ばれ、面接室の前の控え席に移動しました。
廊下に1つ椅子があって、僕はそこに腰掛けて待機。
自分で作った想定問答集を読んだりして、最終チェックに余念がありません。
そして前の人が退出・・・その後少ししてから、ついに僕の名前が呼ばれました。
ドアをノックして入ります。
そのときは、受験番号と名前は言わずすぐに椅子のところに行くよう言われていたので、そのとおりにしました。時間節約でしょうね。
そして人生初めての、正職員としての就職面接が始まったのです。
面接の雰囲気はこんな感じだった!
僕が部屋に入ると5人の面接官が座っていました。
5対1の面接です。僕は模擬練習をしたことがなかったので体感したことが無かったのですが、 5人の大人を目の前にして一人で話すというのはやはり緊張するものですね。
>面接官たちがあらわれた!
>20代の爽やかイケメン×1
>30~40代の熟練男女×3
>課長風でっぷり50代男×1
某RPG風にいうとこんな感じでした。
見るからにボスキャラはこの50代(予想)の男ですね。
でっぷりとしていて強そうです。っていうか、ふんぞり返ってます。
画像でいうとこんなかんじです。
この画像、風貌も割と似ていて笑えるのですが、実際はもっと反り返ってました(笑)
ともあれこいつを攻略できれば合格が手に入りそうですが、嫌な予感がします。
面接スタイルにはいろんな種類があることはリサーチしていましたが、もしかするとアレか?圧迫ってやつか?と、一抹の不安を感じました。
しかし、深くは考える余裕はありませんでした。なにせ僕の初めての就職面接だったのですから。
本で読んだ知識、動画で見た知識しかしかありません。実戦は初めてです。
すべてが新しい。次は何が起こる!?とかなりガチガチに構えていましたね。
そして嫌な予感は的中しました。
圧迫面接でした。
といっても、ネットで見聞きするレベルのひどい圧迫ではありませんでした。
大声は出すものの怒鳴りはされなかったですし、課長風男だけが圧迫担当だったみたいでしたから。
ですので、圧迫風といったところでしょうか。
流れはこんな感じでした。
面接のポイントその1 相手の目を見て話す
最初の緊張ほぐし担当です。
バスで来ました!(キリッ)
面接対策本って当たるもんなんですね(笑)
からの志望動機。
ここは無難に答えます。
これも正直に答えます。
これも正直に答えます。
志望順位については本心だから怪しさは出なかったと思うけど、聞く意味あるのか?って思いましたね。だって他に行くって言う奴いないでしょ。
あなたも聞かれたら、第一志望と言ったほうが無難だと思いますよ!本音と建前くらい使えないと世の中うまく渡っていけません。それにそのくらい向こうも分かっています。
これはバカ正直に他に行くと言った人を落とすための質問です。ムダに合格者数を増やす意味なんてありませんからね。
それよりも熱意ある人に合格を与えたいのが、採用側の思考だと思いませんか?
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面接のポイントその2 自分の強みを話す
20代男と入れ替わって、それぞれ色んなことを聞かれました。
などなど。
理系大学ってところを重点的に質問されました。まあ想定の範囲内だったので、緊張しつつも自分の言葉で回答します。
こういうとき変な経歴持ってると必ず突っついてくれるので、逆に対策しやすいですね。
僕の場合は学歴なので書かなければいけませんでしたが、突っ込んでほしい内容をあえて面接シートに書くのもひとつのポイントです。
ヒッチハイクで全国制覇したとか、学生の身分をうまく利用していろんな社長と会いまくったとか、なんでウチ受けるの?みたいなおかしな経歴があるとか。
もちろん相手が納得するための理論武装は必須ですよ!
面接のポイントその3 素直に負けを認める
これまでは一問一答みたいなもの。想定通りの面接でした。しかしここからが怒涛の深掘りでした。
僕が一番理論武装できてなかったところを狙われました。さすがは面接のプロですよね、よく見ています。
何せ、その自治体が抱えている本当の問題は中の人間しか分からないものです。
そしてどうせ、その対策についても聞かれるに決まっています。準備してはいましたが、素人が適切な解決法なんて出せるわけがありません。
っていうか解決法があるなら今頃問題になんてなってません。
とばかりに攻め立ててくることになります。
そしてようやく俺の出番か。といった風に、それまで黙っていた男が動き出します。課長風の男です。彼のメガネの奥の瞳が鋭く光ったように見えました。
ここはこんな感じですごく突っ込まれた。
極めつけはこれ
なんて言えるわけもなく、
しかし、にゃももも…
なぜなら、にゃももももも・・・
と、なんとか回答します。
こんな風に矢継ぎ早に聞いてくるわけです。
手持ちのネタはとっくに弾切れです。
思いつきで考えたことも交えながら必死の応戦。
最後のノリはさすがにちょっと盛りましたが、ホントこんな感じで何度も何度もねちっこく聞かれましたね。
でも結局最後はギブアップ。素直に、
すみません。今の僕が思いつくのはここまでで精一杯です。
と言ったことははっきりと覚えています。
悔しいですが相手はプロ。こっちは公務員経験なんかあるわけない世間も知らない学生です。
正直に参りましたと言ったわけです。
そして結果は合格でした。
言い負かされた感が強かったので、終わったあとはさすがにへこんでいたのですが見事合格できたのです。
さて、今回のケースを振り返って、他の受験生より優れていたと思える点をいくつか挙げてみますね。
- 相手の目をガン見していた
- 僕が理系大学で、理系を活かせるところに行きたいと話したから
- 素直に負けを認めた
相手の目をガン見した
厳しい質問攻めで受け答えするときも、目は泳いでない(はず)です。
このことから、怒鳴ってくるような相手とも冷静に話せるとプラスの印象を持ってもらえたのではないでしょうか。
公務員をやっていると、理不尽な来庁者がたくさんいるものですからね。こうした耐性は重要です。
僕が理系大学で、理系を活かせるところに行きたいと話した
理系の知識を活かせる部署に配属させようという前提で見ていたかもしれません。
たしかに就職後は、関数電卓を使うような難しい計算式を使うような仕事をしたこともあります。(大学では関数電卓を日常的に使っていました)
理系の卒業生の王道は、やはり技術職です。しかし、技術職で行政の仕事をする人はそんなに多くありません。技術職の多くは、研究所なり現地機関で専門知識を活かした仕事をしています。
そういった意味では文系、理系の頭の両方を持ったというところが評価されたのかもしれません。
相手のニーズとこちらのシーズ(提供できるもの)がマッチしたのかもしれませんね。
素直に負けを認めた
負けじと威勢よく立ち向かうのもいいですが、素直に自分の知識のなさ、経験の無さを認めることができるのは、仕事をするうえでも大切です。
自分でも何を言っているのか分からくなったり、矛盾しているのが分かりながら相手に歯向かうのは得策ではありません。負けを素直に認める強さというものもあります。
以上、3点挙げましたが、このあたりが面接の加点のポイントだったと思っています。
・対人での模擬練習、本番の面接経験がなくても面接を切り抜けることができる
・一切視線をそらさない。前のめりになるくらいの熱意をアピールする
・相手のニーズを予想する。そして自分がそのニーズを満たすとアピールする
・分からない場合、答えあぐねたときには素直に負けを認める
そして就職してから知ったのですが、課長風の男はやっぱり課長でした(笑)しかも長年人事に携わるベテランだそうです。
実際話したこともあるのですが、普段は人のいいオジサンって感じでしたよ(笑)
やはり仕事で圧迫面接官を演じるってあるんですね~。
>公務員に向いてない性格4選!面接では公務員に向いていないかもチェックされている。この性格に当てはまったら要注意!
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