元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介
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公務員は週刊誌やテレビなど、多くのメディアで批判を受けることが多い職業です。
世の中には数多くの職業がありますが、ここまで露骨に連日批判されるのは与党と公務員くらいではないでしょうか。
今回は、常にそんな批判のマトになっている公務員について、なぜこれほど批判が多いのか見ていきたいと思います。
目次(もくじ)
公務員の批判が多い3つの原因
公務員に対する批判の理由には、いくつかあげられます。中でも、大きく3つの原因がありますので紹介していきます。
1 税金から給料が支払われている
これは法律によって定められているので当然のことなのですが、しかしそれを理解しがたいという人もいます。
汗水たらして働いて納めている税金で生活していることが気に入らないといったことが大きな理由ですね。
公務員も同じ人間で、生きていくためには食べていかなくてはいけません。労働したら、対価を得られるのは当然のことです。
しかし、不祥事などの問題がピックアップされるとどうしても感情的になりやすく、理屈では分かっていても気持ちで納得できないケースが多くなります。
2 競争がない
民間企業だと売上や契約などの激しい競争があり、その競争で勝てなければ給料が上がらなかったりボーナスが少なくなったりということもありますが、公務員の場合そのようなことがありません。
こっちは売上をあげるため必死で戦っているのに、公務員は俺たちが上げた利益を奪っていく存在…そのように捉えられても仕方がないところがあるかもしれません。
たとえば法人は赤字であっても法人税を納めなければいけませんので、極端な話儲かっていても儲かっていなくても税金は入ってくるというわけです。
こうしたシステムで集められた税金で意味もない(と思われる)事業などにお金を使われては、腹が立ちますよね。
また、昇任試験では組織内での競争が多少あります。しかし昇任しなければ給料が上がらないかというとそういうこともありませんし、ボーナスが支払われないといったこともありません。(ただし勤務成績によって多少の差はあります)
このように、税金という収入が入ってくるうえ競争がさほどない職場環境が、楽でぬるい仕事だと思われることにつながっているといえます。
民間に比べて楽だと言われる公務員。公務員の仕事が楽だと言われる3つの理由!では、民間と比較しながら公務員が楽だと言われる理由について説明しています。
3 定時退庁できるイメージ
公務員は残業がないと思われている方も多いと思います。残業の有無については日や時期にもよりますので、定時で帰れる日もあれば残業の日もあります。
そこは民間企業とあまり差はないと思いますが、役所自体が閉まってしまうため土日出勤がないように思われている方も多くいるようです。
民間企業や店舗にも営業時間がありますよね。閉店した後にも残務処理があったり、応対に追われて日中作業できなかった仕事に取りかかるといったイメージです。
不夜城と呼ばれている省庁や庁舎も数多くあり、定時できっかり帰れる人はさほど多くありません。
しかし、土日出勤もなく、普段は定時で帰れるのが公務員というイメージが浸透したせいもあって、「こっちは汗水流して深夜まで残業してるってのに・・・」と批判の対象となりやすいのは事実でしょう。
マスコミによる偏向報道の影響
いいニュースよりも悪いニュースの方が目に留まるというのは、人間ですから当然あることです。
例えば、「都民の警察官」などといったように、東京都民の安全を守るため職務に励む警察官を表彰するといったことが毎年行われていますが、同じ警察官だとしても、そのようないいニュースよりも事件を起こした警察官の方が目立ってしまうのです。
コメンテーターの主観によって捉え方に偏りがあるので、疑問を感じることもあります。また、公務員たたきは視聴率にもつながりますし、雑誌でも読者ウケしやすいネタです。
過去には、バンキシャというTV番組で公務員の裏金問題を捏造報道したなんてこともニュースになりましたね。
とはいえ、組織として活動している以上、個人が起こした問題は結果的には組織全体のイメージの問題として捉えられてしまうのは事実。
公務員は住民のために働くことが義務であり、犯罪はもちろん悪いことです。仮に犯罪を起こしてしまったのが職場の外だったとしても、監督者の責任というのも出てきます。
公務員も人間ですから間違ったことをしてしまうこともありえます。
ただ、それによってマスコミが家族や親戚までも巻き込んで一般人を追いかける(しまいにはその地で生活できなくなることも)といった風潮は行き過ぎているようにも感じますね。
>ここまでやっちゃクビになる事例はコチラ。このレベルはニュースにもなります。
公務員を批判しすぎると、納税者が損をする?
クレーマーはどこの自治体にもいますが、あまりにもクレームの電話をしすぎたり直接言いに行ったりすることによって、他の業務が滞るということもあります。
もちろん正当なものはクレームをして当然。しかし、嫌がらせに近いクレームが多いのも事実です。
他の業務が滞ると、定時に退庁することができなくなりその分手当が発生してきます。その手当も結局は納税者である方の税金から支払われることになるのです。
もし、その手当てがなかったとしたら、その分福祉や教育などほかの予算に回せる可能性もあるのです。どちらが有効な活用かは誰でも理解できることですよね。
公務員へのクレームは、仮に本当に納得がいかず間違ったことをしていることを正そうとしてくれているのであれば、間違ったことではありません。言わなければならないこともあります。
しかしそのことを伝える手段として、業務を中断させてまで言わなければならないことなのかという点は、一度立ち止まって考える必要があるでしょう。公共サービスを受ける我々が、巡り巡って損をすることは避けたいところですね。
クレーム対応の方法は、元公務員が理不尽なクレーム対応方法を教えますで詳しく紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
正しい批判もありますが、僕たち納税者自身が損をしないかという点も考えたほうがいいのではないでしょうか。
ただ、どの組織に言うのかは重要だよ。たとえば国が単独でやってる事業について町役場に文句を言っても意味ないからね。
また、行き過ぎたバッシングは公務員のモチベーションを下げてしまうことも問題です。仕事の効率を下げてしまったり、過度なバッシングが原因でうつ病にでもなられたら、経済損失は大きなものになります。
同じ税金を取られるのなら、彼らに気持ちよくバリバリ働いてもらって住みやすい日本にしてもらったほうが、我々住民にとってはお得じゃないでしょうか。
公務員がバッシングを受けることもしばしば。理不尽な話を紹介します。
公務員はなるのも大変、仕事も大変
公務員試験は、幅広い範囲から出題されるためまんべんなく対策をしておくことが大切です。
学校や会社に勤めながら勉強をしている人もいるでしょうし、予備校に通っている人もいるかと思います。皆が努力をしているので、そのライバルに打ち勝つ必要があるわけです。
そして晴れて合格し入庁できたとしても、思い通りにいかないことがたくさんあります。
- 自分が希望している部署へ行けなかった
- 想像していた仕事と違う
- 人間関係がうまくいかない
- 通勤しにくい勤務地になった
- 引っ越しをしなくてはならない
など、いろいろな悩みが考えられますね。
仕事を開始するようになってからも、どこで顔を覚えられているかわかりませんので、生活にも気を遣うようになります(勤務地と住居が離れていればいいのですが)。
仕事もパソコンに向かうだけではなく、外部の方と接したり市民の方と接する機会が多くありますので公務員は接客業の一種です。
就職してからも世間からは見えにくい大変さもありますので、先入観は持たないほうがいいでしょう。
あくまでフラットな気持ちで就職し、「こういうものなんだ」と思うことができれば、大変さということでのストレスはあまり感じないかもしれません。
最初から「こうだったはずなのに」「なんでこうなるのか」と思ってしまうとストレスで体を壊してしまうこともありますので、お気を付けください。
元市役所・警察官のリアルな体験談はコチラ。想像以上の激務です。
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