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公務員の初任給はいくら?手取りも計算してみた。

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元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介

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「公務員は給料が安定しているって聞くけれど、初任給っていくらもらえるの?」

公務員を目指している方なら、誰もが気になるポイントではないでしょうか?就職して生活していくためには、働き始めてどのくらいの給料がもらえるのかはとても大事なことですよね。

公務員として働いていた僕も始めて給料をもらうときは、「いくらもらえるのだろう?」とドキドキしていたのを覚えています。

ここでは、元公務員の僕が公務員の初任給について紹介していきたいと思います。

公務員の給料については、公務員の給料まとめ!元公務員(給料担当)が徹底的に解説したぞ!にまとめました。これを読めば公務員の給料のすべてが分かります!

国家公務員の初任給

国家公務員の初任給まずは、国家公務員の初任給について紹介してきましょう。国家公務員といっても「国家公務員総合職」と「国家公務員一般職」があります。

それぞれの職種によってもらうことができる初任給は違っているので、「国家公務員総合職」と「国家公務員一般職」に分けて説明していきます。

国家公務員総合職

大学院卒の初任給:210,400円
大卒の初任給:183,700円
短大卒の初任給:なし
高卒の初任給:なし

総合職の初任給は、大学院卒と大学卒で大きく違います。

大学院を卒業してより専門的な知識を持っていることで、初任給が高くなります。また、国家公務員総合職には短大卒や高卒ではなれないので、初任給はなしとなっています。

国家公務員一般職

大卒の初任給:179,200円
短大卒の初任給:なし
高卒の初任給:147,100円

国家公務員の一般職では短大卒程度の区分採用はないので、短大卒の初任給はなしとなっています。

大卒の総合職と一般職の初任給はそれほど大きく変わりませんが、出世の仕方は全然違うので、年齢を重ねると共に給料の差は大きくなっていきます。

やはり、エリート官僚と呼ばれる総合職は一般職よりも給料がたくさんもらえるようですね。

→ キャリア組(エリート)の出世コースはこちらの記事へどうぞ

地方公務員の初任給

続いて、地方公務員の初任給について紹介していきます。地方公務員も採用される自治体や職種によって初任給が違ってきます。

ここでは、

  • 「都道府県」
  • 「都庁」
  • 「指定都市」
  • 「市役所」
  • 「町村役場」

の一般行政職の初任給を紹介していきたいと思います。自分が目指している職場の初任給を参考にしてみてくださいね。

都道府県の初任給

大卒の初任給:183,554円
短大卒の初任給:163,043円
高卒の初任給:149,603円

都道府県採用の一般行政職の初任給も、大学卒と短大卒、高卒とでは大きく差があります。

同じような勤務内容であっても、最終学歴によって給料に格差があるので、大卒の方が給与面では有利だといえますね。

→ 公務員のボーナスについてはこちらの記事へどうぞ

都庁の初任給

大卒の初任給:219,240円
短大卒の初任給:187,320円
高卒の初任給:173,520円

都庁の初任給は、大卒・短大卒・高卒共に他の自治体の採用よりも高くなっています。

高卒でも、町村役場に勤める大卒とそれほど初任給に差がないことも特徴です。

→ 都庁のボーナスについてはこちらの記事へどうぞ

指定都市の初任給

大卒の初任給:179,720円
短大卒の初任給:159,630円
高卒の初任給:147,187円

指定都市の初任給が市役所の初任給よりも低くなっていますが、これは採用される指定都市によって違ってくるので、あくまで参考にしてくださいね。

採用される指定都市によっては、市役所の初任給よりも高くなる場合もあります。

市役所の初任給

大卒の初任給:180,637円
短大卒の初任給:161,173円
高卒の初任給:148,592円

市役所の大卒の初任給は18万円程度となっており、一般企業よりもしっかりと初任給がもらえることがわかります。
初任給からある程度、満足いく給料を手にしたいと思ったら、市役所の採用試験を受けてみるのもいいかもしれませんね。

→ 市役所のほうが県庁よりも年収が高いこともあります。

町村役場の初任給

大卒の初任給:178,312円
短大卒の初任給:159,306円
高卒の初任給:147,011円

町村役場は、指定都市や市役所に比べて初任給がやや低くなる傾向にあります。

初任給はいつもらえる?

初任給はいつもらえる?公務員の給料の支払いは月の中盤になっているため、初任給は4月15日前後に振り込まれます。そのため、4月1日から勤務を始めて2週間程度で初任給を手にすることができることになります。

一般企業の中には、4月1日から勤務を始めている場合、5月に入ってから初任給を支払うところもあります。

そういう企業と比較すると、公務員は4月中に初任給を受け取ることができるので、メリットは大きいですね。

→ 公務員の給料日はこちらの記事へどうぞ。省庁・自治体によって違ったりします。

初任給の手取りはどのくらい?

初任給の手取りはどのくらい?先に紹介した初任給は手取りの金額とは違います。ここでは、初任給の手取りがどの程度なのかを紹介していきましょう。

ただし、手取りは住居手当や超過勤務手当などによって違ってきます。そこで、今回は

  • 「東京住まいの大卒都庁職員」
  • 「扶養無し」
  • 「超過勤務手当3万」

という条件で手取りを計算してみたいと思います。

【支給額】
基本給:219,240円
地域手当:219,240円×0.2=43,848円
超過勤務手当:30,000円
住居手当:15,000円

給付額のトータルは308,088円ですが、ここから税金や保険料などで3割ほど天引きされるので、実際の手取りは24万円程度になることが多いです。

まとめ

以上が公務員の初任給についてでした。

初任給が出たらどんなものを買おうか夢が膨らみますよね。親にプレゼントをするもよし、記念に高価なものを買うもよし。

公務員を目指して初任給を手に入れましょう!

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