独学で公務員試験を受験しようとしているあなたにお聞きしたいことがあります。あなたはどうして独学を選ぼうとしましたか?
- 近くに予備校がないから。
- 通信講座は気が進まないから。
- 金銭的に余裕がないなら。
など、色々な事情があると思います。僕は金銭的な理由で独学を選びました。
今回は、そんな金銭的な理由で独学を選ぼうとしているあなたに知っておいていただきたいことがあります。
それは、独学だとしてもかなりのお金が必要だということです。
このブログを含め参考書をオススメするサイトは多くありますが、全部揃えたらいくらになるのか教えてくれるサイトを僕は見たことがありません。
安くなるから…という理由だけで独学を選ぼうとしているのなら、少しだけ待ってください。
この記事を読んでからでも遅くありません。あなたが思っている以上にお金がかかることを知って、きっと驚くでしょう。
それではさっそく計算していきたいと思います!なお、今回計算するのは、このブログで紹介している参考書とします。
このブログに掲載している参考書は、参考書コレクターだった僕が最後まで使って合格できた精鋭とも言える参考書たちです。
そのため、必要な冊数はギリギリまで絞ってあると考えていただいて構いません。
市役所など、一次試験しか受けない場合はすべての参考書を揃える必要はなくなるので、専門科目を除いた金額ですみます。
目次(もくじ)
独学で揃えるべき参考書とその金額
公務員試験全体を知るための本
公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法【2019年度版】 1,404円
教養科目/知能分野で揃えるべき参考書
公務員試験マル秘裏ワザ大全【国家総合職・一般職/地方上級・中級用】2019年度版 1,620円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 文章理解・資料解釈 (公務員試験新スーパー過去問ゼミ) 1,944円
畑中敦子の数的推理ザ・ベストプラス【第2版】 1,944円
畑中敦子の判断推理ザ・ベストプラス【第2版】 1,944円
畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラス【第2版】 1,512円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 数的推理 1,944円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 判断推理 1,944円
教養科目/知能分野
改訂第3版 センター試験 政治・経済の点数が面白いほどとれる本 1,404円
改訂第3版 センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本 1,404円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 社会科学 (公務員試験新スーパー過去問ゼミ) 1,944円
大学受験らくらくブック 日本史 古代~近世 (新マンガゼミナール) 1,026円
大学受験らくらくブック日本史 近現代―点につながる!流れがわかる! (新マンガゼミナール) 1,026円
改訂第2版 センター試験 日本史Bの点数が面白いほどとれる本 1,512円
大学受験らくらくブック 世界史 古代~近代へ 新マンガゼミナール 1,026円
改訂第2版 センター試験 世界史Bの点数が面白いほどとれる本 1,620円
改訂第3版 センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる本 1,620円
グローバルマップル 世界&日本地図帳 (地図 | マップル) 1,728円
上・中級公務員試験 新・光速マスター 人文科学[改訂版] 1,296円
橋元の物理をはじめからていねいに【改訂版】力学編 (東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ) 1,080円
橋元の物理をはじめからていねいに【改訂版】熱・波動・原子編 (東進ブックス 名人の授業) 1,080円
橋元の物理をはじめからていねいに 電磁気編 (大学受験 東進ブックス 名人の授業) 1,080円
改訂版 センター試験 物理基礎の点数が面白いほどとれる本 1,296円
改訂版チャート式解法と演習数学1+A 1,901円
チャート式解法と演習数学2+B 2,138円
改訂版 センター試験 化学基礎の点数が面白いほどとれる本 1,296円
改訂版 センター試験 生物基礎の点数が面白いほどとれる本 1,404円
改訂版 センター試験 地学基礎の点数が面白いほどとれる本 1,296円
公務員試験 速攻の時事 平成30年度試験完全対応 1,080円
専門科目で揃えるべき参考書
郷原豊茂の憲法 新・まるごと講義生中継 (公務員試験まるごと講義生中継シリーズ) 1,728円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 憲法 1,944円
新谷一郎の行政法まるごと講義生中継 第4版 (公務員試験 まるごと講義生中継シリーズ) 1,728円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 行政法 1,944円
郷原豊茂の民法まるごと講義生中継〈1〉総則・物権編 第6版 (公務員試験 まるごと講義生中継シリーズ) 1,512円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 民法1一総則・物権・担保物権 1,944円
郷原豊茂の民法まるごと講義生中継〈2〉債権編 第5版 (公務員試験 まるごと講義生中継シリーズ) 1,728円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 民法2一債権総論・各論・家族法 1,944円
試験対応 新・らくらくミクロ経済学入門 2,376円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 ミクロ経済学 1,944円
試験対応 新・らくらくマクロ経済学入門 2,376円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 マクロ経済学 1,944円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 政治学 1,944円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 行政学 1,836円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 財政学 1,944円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 経営学 1,836円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 国際関係 1,836円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 社会学 1,836円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 教育学・心理学 1,944円
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 刑法 1,836円
国家一般職[大卒] 教養試験 過去問500 2019年度 (公務員試験 合格の500シリーズ3) 2,808円
国家一般職[大卒] 専門試験 過去問500 2019年度 (公務員試験 合格の500シリーズ4) 2,808円
地方上級 教養試験 過去問500 2019年度 [大卒用] (公務員試験 合格の500シリーズ6) 2,808円
地方上級 専門試験 過去問500 2018年度 (公務員試験 合格の500シリーズ7) 2,808円
二次試験、面接、集団討論、小論文で揃えるべき参考書
公務員試験 現職人事が書いた「自己PR・志望動機・提出書類」の本 2019年度 1,296円
公務員試験 現職人事が書いた「面接試験・官庁訪問」の本 2019年度 1,296円
集団面接・集団討論完全対策マニュアル 1,404円
地方上級・国家一般職[大卒]・市役所上・中級 論文試験 頻出テーマのまとめ方 2019年度 1,512円
すごい量になりましたが、このブログで掲載している参考書は以上です。
それでは早速計算してみましょう!
独学で必要な参考書をすべて買うと10万円かかる!?
計算結果は98,377円!
すべて合計すると、全57冊98,377円となりました!
この数字を見てどのように感じましたか?うっわ、めっちゃ高い!と思いましたか?それとも思ったより安かったでしょうか?
ここに掲載してあるのは僕がオススメする厳選参考書なので、これだけあれば充分だと考えています。
しかし実際には、「本当に手元の参考書だけで足りるのかな・・・もっと他の参考書で勉強しなきゃ合格できないんじゃないかな・・・」という不安とずっと戦い続けなければいけません。
そのため、これ以上に参考書を買ってしまう可能性が非常に高いといえます。
そして僕はその不安に負け、ここに掲載しているもの以外にも何十冊も買っていました。
本棚は公務員試験の本でいっぱいでしたよ。合格後に処分するときには、ダンボール何箱分もありましたね。
しかし、この不安は受験を経験したことがある方なら分かってもらえるのではないでしょうか。不安から、つい新しい参考書に手を出してしまう…いわゆる参考書コレクターというやつです。
「手元の参考書だけでやりぬく!」という意思が強い人なら、最低限の10万円ですむかもしれません。しかしそうでない方は、これ以上の出費を覚悟しておいたほうがいいと思います。
→ 意外と安い?公務員試験のオススメ通信講座!『元公務員』による口コミ・料金・評判まとめ
参考書代以外にもお金がかかる!
そして、お金がかかるのは参考書だけではありません。
何にお金が必要かというと、二次試験の模擬面接代、小論文添削代、模擬試験代などです。
模擬試験 5,000円~10,000円程度
模擬面接 5,000円~10,000円程度
模擬集団討論 5,000円~10,000円程度
小論文添削 10,000~20,000円程度
1回あたりの金額の場合もありますし、複数回受講できるパック商品のものもあります。
僕は模擬試験を何度も受験し、自分の実力がどの程度かを常にアンテナを張ってチェックしていました。独学の場合、模擬試験を受けない限り自分が合格ラインからどのくらいの位置にいるかが、全く分からないからです。
そして問題は費用以外にもあります。それは模擬面接をしてくれる予備校は思ったより少ないということです。
そんな僕は、模擬面接なしで面接に臨みました。なんとか受かりましたが、どうにかして模擬練習をしておけばよかったと後悔しましたよ。
→ 意外と安い?公務員試験のオススメ通信講座!『元公務員』による口コミ・料金・評判まとめ
予備校を検討してみる
これまでで、独学での必要な金額は参考書+模擬試験などで、約15万円必要なことが分かりました。
ここで僕があなたに提案したいのは、あらためて予備校も検討してみてはどうでしょうかということです。
予備校の相場は約30万円ほどというところが多いので、たしかに独学は金銭的メリットが多少あります。しかし、「独学でも思ったより安くならないじゃん」というのが本音だと思います。
たしかに予備校の代金は高いかもしれません。しかしこれは将来への投資だと考えてみてください。たとえ今30万円を支払ったとしても、それで一生安泰の公務員というプラチナチケットが手に入ると思ったら、検討する価値はあると思います。
なぜなら、30万円というお金は、新卒公務員の初年度のボーナスでペイできてしまう額だからです。
→ 意外と安い?公務員試験のオススメ通信講座!『元公務員』による口コミ・料金・評判まとめ
予備校のメリット
予備校のメリットは、いつでも疑問に思ったことを聞けること。独学で頭を悩ませるのは、自分の力では問題を理解できなかったときなんです。中学や高校であれば、先生や友人がいるので教えてもらうこともできますが、独学ではそれが一切できません。
これは独学の最大のデメリットといえます。
正直な話をすると、自力で理解できる自信がある人でないと独学はおすすめはできません。
特に、お金の節約が大きな目的になっている人は要注意です。
そして予備校のメリットはほかにもあります。それは面接練習を何度も受けることができたり、模擬試験の回数が多かったりという受講生ならではの特典があることです。
そしてその特典も予備校によって特色があるので、まずは予備校の資料を並べて比較してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。
そして、さらに学費を絞るなら通信講座がおすすめです。実績もしっかり出していますので、安心して勉強することができますよ。
→ 意外と安い?公務員試験のオススメ通信講座!『元公務員』による口コミ・料金・評判まとめ
こちらに、特におすすめできる予備校と通信講座をまとめました。独学か予備校・通信講座か悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。