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公務員退職後の年金はいくら?再就職やオススメの過ごし方を説明!

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元県庁職員おすすめの通信講座をご紹介

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公務員を定年退職後は、いったいどんな生活になるのでしょうか。

  • 急に仕事を辞めて、生活費の心配はない?
  • 余暇はどんな過ごし方をすればいい?

など、いろいろな不安があると思います。ここでは、公務員の退職後の年金制度や生活について解説していきます。

公務員の年金はいつから、いくらもらえる?

公務員の年金はいつから、いくらもらえる?

年金はいつからもらえる?

平成25年度より、公務員の公的年金の報酬比例部分の支給開始年齢が65歳になりました。

それ以前より年金支給開始年齢が5年引き上げられたことで、60歳で定年退職する公務員は、65歳まで無収入の期間が出てくることになりました。

平成30年度には、定年退職する職員の公的年金の報酬比例部分の支給開始年齢は、63歳となります。

年金はいくらもらえる?

では、公務員にはどれくらいの年金額が支給されるのでしょう。

勤続年数、国民年金の納付状況などにもよりますが、定年まで勤続した場合、おおむね月額20万円前後が平均額になるようです。

支給額は国家公務員、地方公務員であまり差はありません。支給内訳は以下のようになります。

①国民年金(5万4,000円:国民平均額)+②厚生年金(14万円強)

公務員の場合、②の厚生年金部分は、以前は「共済年金」から支給されていました。しかし平成27年の「厚生年金の一元化」の制度改正により、共済年金は厚生年金に統合されてしまいました。

そのため、公務員共済年金の大きな特徴であった「職域加算」が消滅し、公務員の年金額は大幅に減額されました。

しかし、それでもなお公務員の厚生年金額は会社員より手厚いため、その分余裕のある老後を送れることになります。

しかし、いくら将来の年金支給額に不安がないとはいえ、60歳の定年退職後、年金給付開始まで、数年間の収入の空白期間があるのは不安ですね。

それを解消するための制度について、次で説明していきたいと思います。

気になる公務員の給料については、公務員の給料まとめ。元公務員(給料担当)が徹底的に解説!にまとめました。これを読めば公務員の給料のすべてが分かりますよ!

公務員定年後は再就職する人も多くいる(再任用制度)

公務員定年後は再就職する人も多くいる(公務員の再任用制度)先で説明したように、60歳で退職する公務員には、年金支給までに数年間のブランクが生じます。

この無収入期間を解消するために、雇用と年金の接続が図られる必要が生じました。この対策が「公務員の再任用制度」です。

この制度により、定年退職する職員が、公的年金の報酬比例部分の支給開始年齢に達するまでの間、再任用を希望する者については再任用することが定められました。

この再任用制度を利用することで、年金支給開始までの空白期間を無収入で過ごす心配がなくなります。

再任用制度自体は元々ありましたが、再任用を希望する職員は年々増加傾向にあります。国家公務員の場合、平成28年定年退職者のうち、6割を超える職員が再任用を希望しています。

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再任用制度での配属先の決め方

再任用制度を希望する場合、退職年度の秋頃に人事課より希望調査がなされ、それに沿って配属先が決定されます。

再任用制度は基本的に1年更新で、希望者はその年度ごとに希望を出します。

配属場所は、OBならではの知恵や経験を活かし職場貢献や部下育成を行ってほしいという意味から、今まで配属されたことのある部署や関連部署に出戻るケースが多いです。その際、役職は退職時より降格されることになります。

地方公務員の場合、再任用制度で働く退職者はフルタイム勤務ではなく、1日6時間~7時間程度の勤務形態をとっている方も多く見られます。夕方は早めに退庁し、趣味や余暇活動に少しずつシフトしていくことが多いようです。

このほかにも、再任用制度を利用せず、民間の会社・団体に役員として再雇用されるケースもよくみられます。

人脈の広い公務員ならではと言えますね。この場合も、体力や個人の事情を尊重し、フルタイムではなく非常勤などの制度を利用することも多いようです。

公務員の定年退職後の過ごし方

公務員の定年退職後の過ごし方公務員退職後は、今まで仕事に費やしていた時間がすべて自分の時間になります。そのため、最初はどのように時間を過ごせば良いか迷うようです。また、社会に関わっていないことで不安や孤独を感じる方もいます。

一方、ライフプランをしっかり立て、退職金を使って喫茶店などの趣味のお店を開く方もいます。公務員時代の人脈を使い、繁盛しているケースも多いようです。

農業などを始めて田舎でのセカンドライフを楽しむ方が多いのも、年金や退職金に余裕がある公務員退職者ならではです。

また、マラソンや太極拳、剣道など、生涯スポーツを楽しむ人たちも多くいます。

時間や金銭的に余裕のある公務員退職者は、少年スポーツの指導などで活躍されている方がたくさんいます。社会貢献を通じて第二の人生を楽しんでいる、素敵なケースです。

ほかにもボランティアやNPOの活動など、公務員の経験を活かし、社会や地域のリーダー活動をしている人たちも多くいらっしゃいます。

また、これまでとは全く違う趣味にチャレンジしてみることも有意義な時間の使い方といえます。

  • 実用ボールペン字講座
  • イラスト
  • 刺しゅう
  • 英語
  • 中国語
  • 漢方や食事療法
  • メンタルケア心理士

など、通信講座で取得できる資格はたくさんあります。これまでは時間に追われて気にもとめなかったいろいろなジャンルがあるはず。

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社会に関わりつつ、好きなことを思い切りできると考えると、退職後の人生も楽しみになってきますね。

公務員退職後に注意しなければいけないこと

長年の公務を終えて、退職した後は、「燃え尽き症候群」に陥らないよう注意が必要です。特に男性の方で、仕事熱心かつ役職の高かった方ほど陥りがちです。

公務に情熱を注いできた分、今までの重責がすべてなくなり、これから何をすべきか見えなくなってしまうようです。

燃え尽き症候群にならないためには、やはり在職中から自分の好きなことを探し、退職後のビジョンについて考えておくことが大切です。

退職後、平均寿命まで20年以上もあると考えれば、第二の人生は、仕事のためにあきらめていたことを叶えるチャンスです。

そしてそのためには、何よりも健康が大事です。退職後の人生のために、在職中から健康を大事にしておくことをおすすめします。

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使っていない土地や建物を持っていませんか?

退職を気にする年代ともなると、土地建物などの不動産を所有していることもあるかと思います。

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