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現業公務員という言葉を聞いたことはありませんか?
ざっくりいうと、一般的な役所仕事の公務員というよりも、バスの運転手などの技能労働職のことを指す言葉です。
今回は、そんな現業公務員の種類と、実は外注化が進んでいて現業公務員は減少していることについてご紹介したいと思います。
非正規公務員については、公務員の臨時職員の仕事内容・給料を公開!正職員登用は可能?で解説しています。現業公務員と同じく、厳しい現実が待っています。
現業公務員とは?
現業公務員とは、国および地方公共団体の非権力的な業務に携わる公務員のことを言います。つまり、公権力を使う立場にない人ということです。
分かりやすい例えが、民間に委託しても問題がない分野で働く公務員を指し、現場で直接仕事に従事している公務員がこれに当てはまります。
逆に、以下の場合は現業公務員とは呼ばれません。
- 行政の仕事に近い分野の職員
- 条例の管理や予算を得て、各種政策を行うために外部に委託する行為(自ら実行せず委託する)を行う公務員
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、議会などを経て「これをやる!」と決まったものを外注する公務員のことです。ディレクター的なポジションと考えてもらうと分かりやすいかもしれませんね。
また、現業公務員は公務員で禁止されている「組合を作ること」や、「団体交渉の権利」が与えられています。
ご存知のとおり、公務員はストライキを禁止されていますよね。しかし、その理由を説明できる人は少ないのではないでしょうか。公務員がストライキ(スト)を禁止されている3つの理由!では、公務員のスト禁止の理由について分かりやすく説明しています。
現業公務員の種類
民間に完全委託できる分野の従事者が、主に現業公務員に当てはまります。その分野は、たとえば以下のものがあります。
- 交通(市営バスや鉄道)
- 清掃(ゴミ収集やごみ処理、道路の清掃)
- 給食
- 一般的な警備(警察による警備が必要でないとみなされる部門での警備)
かつては郵便や鉄道、通信やタバコ、塩の専売なども現業としてみなされていましたが、いずれも完全民営化されました。
- 市営バスや鉄道の関係者
- 施設や道路の清掃作業員
- ゴミ収集作業員
- 守衛、給食工場の調理員
- 市立保育園の保育士
ただ、明確な線引がないという側面もあります。たとえば、保健行政など許認可を行う立場にある公務員の場合、現業公務員とはみなしません。
しかし、市立病院の医療従事者(医師や看護師)は現場仕事のイメージが強いことから現業職かな?と思うかもしれませんが、こちらも現業公務員とはみなしません。
このように明らかに現業公務員と見ることができる職種もあれば、曖昧となりる場合もあるのが現状です。
地方公務員にも、多くの職種があります。地方公務員の職種・種類はコチラ!職種を変更することはできるの?では、職種や種類について詳しく紹介しています。
現業公務員の民営化が進んでいる
近年の民営化で大規模なものと言えば、郵便行政の民営化です。かつては郵政省と呼ばれる一省庁が作られており、国会議員が大臣を務めていました。
しかし、行政改革の一環として総務省の下部組織になり、その後民営化され、現在は日本郵便株式会社という民間企業となりました。
また、郵便業務ほど大きなニュースにはなりませんでしたが、成田空港の経営業務も一時期は公営として公務員が運営を行っていました。しかしこれも、成田国際空港株式会社を設立し民営化したという例があります。
最近の話題では、水道事業の民間委託も法律上可能となりました。水道施設の権利は行政が持つものの、運営を民間に委託することで民営化を果たそうとしています。
政府も地方自治体も徐々にではありますが、公務員を減らすためにあらゆる業務で民営化の範囲を広げています。
公務員の仕事もAIに取って代わられる可能性が出てきました。市役所など公務員がAIに仕事を取られる!この先も残る業務は3つ!では、将来的に生き残るための業務を紹介しています。
今後は事務系の仕事も民営化が進む?
これまでの民営化は、現業公務員の従事している分野が主だったため、非現業公務員が多い事務系の仕事は関係がなかったといえます。
しかし、民営化によりコンビニで住民票を発行(マイナンバーカードがあればコンビニのコピーコーナーで戸籍謄本や抄本が発行可能)できるようになるなど、すでに公務員の仕事が民間企業に置き換わってきています。
非正規や非常勤の事務系公務員も、民間からの派遣を募集することも増えてきました。水道業務でさえ民営化されつつあるので、今後はよほど中枢の業務でない限り徐々に民営化が進展していく可能性が高いです。
そして実は、正規の公務員ですらリストラの危険が迫っています。それは、AIの進出が目覚ましいからです。市役所や公務員がAIのせいでリストラ!?生き残る手段はこれだ!では、AIと公務員の生き残りについて説明します。
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